エルメスのカラーラインナップには、微妙なニュアンスの違いを持つ色が多く存在します。特に「ブルーブリュム」と「ブルーペール」は、どちらも淡いブルー系のカラーですが、その色味や印象には明確な違いがあります。この記事では、これらのカラーの特徴と、それぞれのカラーが使用された代表的なアイテムをご紹介します。
ブルーブリュム(Bleu Brume)の特徴
ブルーブリュムは、2020年春夏コレクションで登場した新色で、フランス語で「霧」を意味します。白にわずかな青みが加わった、非常に淡いブルーで、軽やかでありながらも落ち着いた印象を与えます。特にシルバー金具との相性が良く、上品で洗練された雰囲気を演出します。
代表的なアイテムとしては、ケリー32やコンスタンスミニなどがあり、どちらもエルメスのクラシックなデザインにブルーブリュムのカラーが絶妙にマッチしています。
ブルーペール(Bleu Pale)の特徴
ブルーペールは、ブルーブリュムよりもさらに白に近い、ほとんど無彩色に近い淡いブルーです。グレーがかった色味で、非常に繊細で控えめな印象を持ちます。エルメスのカラーラインナップの中でも、最も淡いブルー系の色として位置づけられています。
ブルーペールが使用されたアイテムには、ケリー32やバーキン30などがあります。これらのアイテムは、ブルーペールの色味が革の質感と相まって、非常に優雅でエレガントな印象を与えます。
ブルーブリュムとブルーペールの違いを比較
特徴 | ブルーブリュム | ブルーペール |
---|---|---|
色味 | 淡いブルーにわずかな青み | ほとんど無彩色に近い淡いブルー |
印象 | 軽やかで上品 | 繊細で控えめ |
相性の良い金具 | シルバー金具 | ゴールド金具 |
使用されたアイテム例 | ケリー32、コンスタンスミニ | ケリー32、バーキン30 |
まとめ
ブルーブリュムとブルーペールは、どちらもエルメスの淡いブルー系カラーですが、その色味や印象には明確な違いがあります。ブルーブリュムは軽やかで上品な印象を与え、シルバー金具との相性が良いです。一方、ブルーペールは繊細で控えめな印象を持ち、ゴールド金具との相性が良いです。どちらのカラーも、エルメスならではの高級感と洗練された雰囲気を持っており、アイテム選びの際にはこれらの特徴を考慮すると良いでしょう。
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