2025年6月、カシオが初の機械式腕時計「EDIFICE EFK-100」を発表しました。これにより、G-SHOCKにも機械式モデルが登場する可能性が高まっています。本記事では、カシオの新たな挑戦と、G-SHOCKの機械式化の可能性について詳しく解説します。
カシオ初の機械式腕時計「EDIFICE EFK-100」の特徴
EDIFICE EFK-100は、カシオのEDIFICEシリーズから初めて登場した機械式腕時計です。特徴として、セイコー製のNH35Aムーブメントを搭載し、約40時間のパワーリザーブを実現しています。さらに、サファイアクリスタルガラスや100m防水性能を備え、日常使いにも適した仕様となっています。
デザイン面では、フォージドカーボンをダイヤルに採用し、軽量かつ高強度を実現。これにより、スポーツカーやカスタムパーツで使用される素材の美学を腕時計に取り入れています。
G-SHOCKの機械式モデルは可能か?
G-SHOCKは1983年の発売以来、衝撃や振動に強いクォーツ時計として人気を博してきました。機械式時計は、ヒゲゼンマイや脱進機などの精密な部品を使用しているため、G-SHOCKの求める耐衝撃性を満たすのは難しいとされています。実際、機械式時計の耐衝撃性は限界があり、G-SHOCKのような高い耐久性を持つモデルは存在しません。
しかし、G-SHOCKの上位モデルであるMR-GシリーズやMT-Gシリーズでは、金属素材や高級加工技術を駆使して耐久性を高めています。これらのモデルは、機械式ムーブメントを搭載しつつも、G-SHOCKの特徴である耐衝撃性を維持しています。
今後の展望とまとめ
カシオが初の機械式腕時計を発表したことで、G-SHOCKの機械式モデルの登場も現実味を帯びてきました。今後、G-SHOCKの耐衝撃性を保ちながら、機械式ムーブメントを搭載したモデルが登場する可能性があります。
カシオの新たな挑戦は、時計業界に新たな風を吹き込むものとなるでしょう。G-SHOCKファンとしても、今後の展開に注目していきたいところです。
コメント