ピアスをニードルで開ける際に使用する軟膏は、傷口の保護や滑りを良くするために欠かせないアイテムです。一般的にピアス専用のジェルや抗菌軟膏が推奨されますが、コストを抑えるためにヴァセリンで代用できるのか疑問に思う方も多いでしょう。ここでは、ヴァセリンの使用可否や代用の注意点について解説します。
1. ピアスを開ける時に軟膏を使う理由
ニードルでピアスを開ける際、軟膏は針の滑りを良くして皮膚へのダメージを軽減する役割を果たします。また、開けた直後の傷口に細菌が侵入するのを防ぐためにも、ある程度の保護効果が期待されます。
ただし、どの軟膏を使用するかによって、治癒の早さやトラブルのリスクは変わってきます。
2. ヴァセリンは使えるのか?
ヴァセリンはワセリンを主成分とした保湿剤で、傷口を覆って乾燥を防ぐ効果があります。そのため、滑りを良くする目的では代用可能です。
しかし、ヴァセリンには殺菌効果や抗炎症作用がありません。そのため、感染予防という点ではピアス専用ジェルや医療用の抗菌軟膏に劣ります。あくまで「滑りを良くする補助」としての使用にとどめるのが安心です。
3. 専用軟膏や代替品のおすすめ
安全性を重視するなら、以下のような製品を選ぶと良いでしょう。
- 市販の抗菌軟膏(例:ゲンタシン軟膏、テラマイシン軟膏)
- ピアス専用ジェル(ピアスショップや薬局で販売)
- 生理食塩水スプレー(穴あけ後の洗浄用として)
これらは感染リスクを下げる効果があり、トラブルを防ぐために推奨されます。
4. 実際にヴァセリンを使う場合の注意点
どうしてもコストを抑えたい場合、ヴァセリンを使うことは可能ですが、以下の点に注意しましょう。
- 必ず清潔な手と器具で扱うこと
- ニードル挿入時のみに薄く塗る程度にとどめる
- 穴を開けた後はヴァセリンを塗りっぱなしにせず、洗浄・ケアを優先する
ヴァセリンは油分が多いため、かえって細菌を閉じ込めてしまう可能性もあります。そのためアフターケアには不向きです。
5. ケアを怠るとどうなる?
適切な軟膏を使わなかったり、ケアを怠った場合には、炎症・膿・腫れなどのトラブルが起こることがあります。特に口や耳など感染しやすい部位では要注意です。ひどい場合は病院での治療が必要になることもあります。
少しの節約よりも、自分の体の安全を優先することをおすすめします。
まとめ
ニードルでピアスを開ける際にヴァセリンを使うことは可能ですが、抗菌効果はないため感染予防には不十分です。安全性を考えるなら、抗菌軟膏やピアス専用ジェルを使うのがベストです。どうしてもヴァセリンを使う場合は「滑りを良くするためだけ」と割り切り、開けた後はきちんとしたアフターケアを行いましょう。
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