高価なネックレスを売却する際に「マルカン(丸カン)が足りていない場合に買取店で見抜かれるのか」という疑問を持つ方は少なくありません。実際に、査定士は細部まで確認を行うため、パーツの有無や交換歴は査定額に影響する可能性があります。本記事では、マルカン不足がどのように扱われるのか、査定で見られるポイント、そして売却時に注意したい点を詳しく解説します。
マルカンとは?ネックレスでの役割
マルカンとは、ネックレスやブレスレットに用いられる金属製の小さな輪のパーツで、チェーン同士や金具部分を繋ぐ重要な役割を果たしています。特に高級ジュエリーでは純度の高い素材が使われており、マルカンの有無も品質の一部として評価されます。
例えばティファニーやカルティエといったブランド品では、オリジナルのマルカンもデザインの一部として価値を持つため、欠品していると査定時に減額対象になる可能性があります。
買取査定でチェックされるポイント
買取店の査定士は、以下のような点を確認します。
- ブランド刻印の有無や位置
- チェーンや留め具の摩耗具合
- マルカンやパーツの欠品・交換歴
- 全体の重量と素材の純度
特に「マルカンがオリジナルかどうか」は見極められることが多く、後付けや修理品だとプロにはすぐに分かるケースが少なくありません。
マルカン不足の影響は?
マルカンが不足している、もしくはオリジナルではない場合、次のような影響が出ることがあります。
- ブランド品としての価値が下がる
- 純正パーツでないため減額査定になる
- 修理やパーツ交換費用を差し引かれる
ただし、ノーブランドや地金としての査定であれば、マルカン部分も重量に含まれる程度で、大きな影響を受けないケースもあります。
査定前にできる対策
マルカン不足や交換が気になる場合は、以下のような対策が有効です。
- 購入時の保証書や付属品を揃えて提出する
- 修理歴がある場合は正直に伝える
- ブランドの直営店や正規修理を利用して補修する
特に高級ブランドの場合、正規修理の証明があると安心感につながり、査定額が大幅に下がるのを防げます。
まとめ
高価なネックレスのマルカン不足は、買取査定で見抜かれることが多く、ブランド品の場合は特に減額の対象となることがあります。査定前に状態を確認し、必要であれば正規修理を行うことが安心です。売却時には付属品や証明書も一緒に用意することで、査定額をより良い条件に近づけることができます。
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