1.8g の K18(金) を 41,000 円で購入した場合、置いておいたら元が取れる?

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金(K18)を投資・保存目的で購入したとき、「元が取れるかどうか」「価格が横這いになるかどうか」は多くの人が気になる点です。ここでは、1.8g の K18 を 41,000 円で購入した場合を例に、置いておいたときの可能性を、相場・手数料・将来予測の視点から解析してみます。

現在の K18(金地金)の相場水準

2025年10月時点で、国内の K18(金地金)の買取相場はおよそ **1gあたり14,000〜15,000 円前後** で推移しています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}

この水準をもとに、1.8g の K18 の地金価値を計算すると:14,500 円 × 1.8 g = 約 26,100 円といった見積もりになります(手数料や状態による減額を考慮しない理論値)。

現状と購入価格との差を整理

あなたの購入価格が 41,000 円だったということは、地金価値から見ればかなり“含み損”を抱えている形になります。

  • 理論上の地金価値:26,100 円程度
  • 購入価格:41,000 円
  • 価格差:14,900 円のマイナス(手数料・加工費を考慮すればさらに差は拡大する可能性もあります)

このような状況で「置いておけばプラマイゼロになるか」という問いに対しては、**可能性は低い**と言わざるをえません。

将来価格上昇の可能性とリスク

金価格は世界経済、インフレ率、米ドルの為替、中央銀行の金政策など多くの要素に左右されます。過去30年で金価格は上昇傾向にありますが、短期間で大きな上昇を期待することはリスクがあります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

仮に金相場が今後上昇し、1gあたり 20,000 円まで上がったとしても、1.8g では 36,000 円程度の価値になる計算で、購入価格である 41,000 円を超えるには至りません(もちろん手数料込みでの売買ではさらにハードルがあります)。つまり、かなり価格が跳ね上がらない限り、プラマイゼロには届きにくいと言えます。

手数料・コストも無視できない

金属買取には業者の手数料、鑑定減額、状態劣化の影響などが付随します。地金そのものの価値だけで見ると単純計算できますが、実際に換金する際にはそれらのコストが差し引かれます。

結論:置いておけばプラマイゼロにはなりにくい

1.8g の K18 を 41,000 円で購入した場合、現在の金相場をもとに計算すると、地金価値ベースではおおよそ 26,000 円前後の評価になりやすく、**置いておけばプラマイゼロに戻る可能性は低い**という結論になります。

ただし、「所有して楽しむ」「資産分散の一部とする」目的であれば、金を保有しておく意味は十分にあります。売却タイミングや金相場動向を注意深くチェックしながら、判断されると良いでしょう。

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