フリマなどで出会った「RAIKA COORDINATE(ライカ コーディネート)」という表記の黒コーデュロイジャケット。ネットで調べても情報がほぼ出てこず、「本当にブランド名なのか?」と気になっている方は多いでしょう。この記事では、調査から分かったこと、可能性、および見極めのポイントをまとめます。
調査で見つかった実例とその特徴
まず、オンラインで「RAIKA COORDINATE」の表記を含む出品例が確認できます。例えば、メルカリには「RAIKA 半袖ホワイトシャツ 麻素材 L」などの出品があり、「RAIKA」というブランド名が使われていることがわかります。[参照]
別の例として、Yahoo!ショッピングの古着店でも「ライカ RAIKA COORDINATE 長袖カットソー 麻混素材」などの取り扱いがあります。[参照]
ただし、これらの出品物も一般的な知名ブランドや公式サイトの情報が確認できるわけではなく、ブランドとしての確固たる裏付けは見つかっていません。
可能性として考えられるブランド形態と注意点
調べた結果から、以下のような可能性が考えられます。
- ローカル・マイナーブランドまたはアパレルOEM名義:地域限定・小規模展開であったり、他ブランドの下請け・別名義での製造というケース。
- 別読み・英語表記の誤表記・遊び名義:RAIKA/RAICA/RAICA COORDINATEなど、類似の読み・綴りブレの可能性。
- ブランド名ではなくショップオリジナル名・リメイク名義:服の再構築やリメイク・セレクトショップの独自タグとして付けられた名称の可能性。
重要なのは、「同じブランド名で公式サイト・ブランド沿革が確認できない」という点です。情報発信や登録実績がほとんど見られないため、信用性は低めと判断せざるをえません。
本物を見分けるポイントと調べ方
仮にこのブランドの真偽を確かめたいなら、以下のチェックポイントが役立ちます。
- ラベル・タグ表記を詳細に確認:素材表記・原産国・洗濯表示・ロゴの印字クオリティなどに粗さがないか。
- ステッチ・縫製・裏地・付属金具などの品質を見る:ブランド服は細部の作りが丁寧であることが多いです。
- 同表記で複数の出品があるかを検索:多数出品があれば、ブランド名として使われている可能性が高くなります。
- 店舗・セレクトショップで取り扱われていた実績を探す:過去の古着屋・セレクトショップのアーカイブを調べる。
例えば、「RAIKA COORDINATE ストライプ リネン シャツ」などのオークション出品も確認できます。[参照]
まとめ:現時点では“知名度の低いタグ名”と判断されそう
現時点の調査では、「RAIKA COORDINATE」というブランド名は、公式ブランドとしての情報がほぼ見つかっておらず、知名度はほぼないか非常に低いと考えられます。
とはいえ、タグ名が意味を持つ可能性は残ります。服の品質やデザインが気に入っているなら、ブランド名にこだわらず“気に入って長く着る服”として扱ってもよいでしょう。
もしさらに深く調べたいなら、タグ写真をアパレル掲示板に投稿したり、古着専門家やセレクトショップ店員に聞いてみるのも手です。
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