メガネをネット通販で探していると、フレームカラーに「ブラックニビ」「ニビ」「ニビ色」など、普段のファッションではあまり見かけない表記が使われていることがあります。ブラックやシルバーなら想像しやすい一方、「ニビ」と書かれていると、黒なのかグレーなのか、それとも加工方法の名称なのか迷いやすいところです。
メガネで使われる「ニビ」は、一般に鈍色(にびいろ)をイメージした、暗く落ち着いた灰色・銀灰色系の色調を指します。ただし、メガネ業界全体で色味が厳密に統一されたカラーコードというわけではなく、メーカーやブランドによって仕上がりには差があります。
特に「ブラックニビ」のような商品独自のカラー名では、単純な真っ黒ではなく、黒を基調に鈍い金属感やグレー系のニュアンスを持たせた仕上げを指しているケースがあります。通販で選ぶ際には名称だけで判断せず、商品画像やメーカーの説明も合わせて確認することが大切です。
「ニビ」の由来は日本の伝統色「鈍色」
「ニビ」は漢字では「鈍」と書き、「鈍色(にびいろ)」という日本の伝統的な色名があります。鈍色は、一般的には濃い灰色、暗い灰色といった色合いとして説明されます。
名前に「鈍」という字が使われているように、明るく輝く銀色というより、光沢や明るさを抑えた落ち着きのあるグレーを想像すると理解しやすいでしょう。
例えば、明るく光を反射するシルバーと真っ黒なブラックを並べた場合、鈍色はその中間付近に感じられることがあります。ただし、これは色のイメージを分かりやすく説明したものであり、すべての「ニビ」と表記されたメガネが同一の色になるという意味ではありません。
メガネの「ブラックニビ」はどんな色?
「ブラックニビ」という名称は、文字通りに考えればブラックと鈍色のニュアンスを組み合わせたカラー表現です。商品によっては、一般的なブラックより金属的・灰色的な印象を持つ暗色として採用されています。
特にメタルフレームでは、光沢の強い黒とは違い、光の当たり方によって黒っぽく見えたり、ダークグレーやガンメタルのように見えたりする仕上げがあります。このような微妙な色調をメーカー独自の名称として「ブラックニビ」と表現している可能性があります。
重要なのは、「ブラックニビ=全国のメガネメーカーで共通する特定の一色」と考えないことです。カラー名称にはメーカー独自の呼び方も多いため、最終的な色味は該当商品の情報を確認する必要があります。
ブラック・ブラックニビ・ガンメタル・シルバーの違い
メガネフレームには似た暗色系カラーが多数あります。名称から受ける一般的な印象を整理すると、次のようになります。
| カラー表記 | 一般的な印象 | 特徴 |
|---|---|---|
| ブラック | 黒 | 輪郭がはっきりして見えやすい |
| ブラックニビ | 黒~暗い灰色系 | ブラックより鈍く落ち着いた金属感を持つ場合がある |
| ガンメタル | 黒に近い金属的な灰色 | メタリック感のあるダークグレー系 |
| グレー | 灰色 | 黒より柔らかい印象になりやすい |
| シルバー | 銀色 | 明るく金属的な印象になりやすい |
ただし、この表はあくまでカラー名称から想定される一般的な傾向です。メーカーによってはブラックニビがほぼブラックに見えることもあれば、かなりグレーに近く見えることもあります。
また同じ色でも、鏡面のような光沢仕上げとマット仕上げでは印象が大きく変わります。そのため「色名」だけでなく「表面仕上げ」まで見ることがポイントです。
なぜ「ニビ」という分かりにくい名前がメガネに使われるのか
メガネフレームには、ブラック、ブラウン、ゴールドといった基本色だけでなく、ブランドやメーカーが設定した独自のカラー名称が数多く存在します。これは微妙な色合いや質感まで表現するためです。
例えば同じ黒系でも、艶のあるブラック、マットブラック、黒に近いガンメタルでは、顔に掛けたときの印象が異なります。「ブラックニビ」のような名称も、単純にブラックと表示するだけでは伝わらないニュアンスを表現するために使われることがあります。
特にチタンやステンレスなど金属製のフレームでは、素材の質感と表面処理によって独特の色が生まれます。そのため一般的な衣料品よりも、細かくカラー名が設定されている商品があります。
ブラックニビは黒縁メガネと同じ印象になるとは限らない
ネット通販で注意したいのは、「ブラック」という文字が入っているから完全な黒だろう、と決めつけないことです。
例えば太めのアセテート製ブラックフレームは、顔に掛けるとはっきりした黒いラインとして見えます。一方、細いメタルフレームのブラックニビでは、遠目には黒っぽくても、近くで見るとグレーや金属色を感じる場合があります。
「真っ黒なフレームが欲しい」という場合には通常のブラックと比較し、「黒より少し柔らかい印象にしたい」「シルバーでは明るすぎる」という場合にはブラックニビ系が候補になりやすいでしょう。
通販では商品写真の光の当たり方に注意する
ブラックニビのような微妙な色は、実物と写真で印象が変わりやすいカラーです。撮影時の照明が強ければグレーやシルバー寄りに見え、暗い場所ではほぼブラックに見えることがあります。
さらにスマートフォンやパソコンの画面設定によっても色の見え方は変わります。商品ページに複数の写真があるなら、正面写真だけでなく斜め・横・テンプル部分なども確認しましょう。
同じモデルに「ブラック」と「ブラックニビ」の両方が設定されている場合は特に比較しやすくなります。2色の商品写真を見比べれば、そのメーカーが「ニビ」という言葉でどの程度の色差を表現しているのか判断する材料になります。
商品ページの型番・カラーコードも確認する
通販でメガネを購入するときは、商品名だけでなく型番とカラーコードを確認しておくのがおすすめです。同じモデルでも複数のカラーが販売されているためです。
メーカー公式サイトで同じ型番を検索できる場合は、通販店の商品説明と照合します。公式の商品写真やカラー名称が見つかれば、販売店独自の表記なのかメーカー正式名称なのかも判断しやすくなります。
中古品や並行流通品の場合にも型番は有力な手掛かりです。「モデル名+型番+カラーコード」で検索すると、別角度から撮影された同一商品の写真が見つかる場合があります。
色が重要なら販売店へ確認するのが最も確実
ブラックニビについて商品ページだけでは判断できない場合、購入前に販売店へ問い合わせる方法があります。
その際は単に「何色ですか?」と尋ねるより、「通常のブラックよりグレーに近いですか」「光沢がありますか」「ガンメタルに近い色でしょうか」など具体的に質問すると、イメージを共有しやすくなります。
可能であれば「通常のブラックと比較した写真はありますか」と確認するのも有効です。高価なフレームほど、色のイメージ違いだけで返品することは避けたいので、購入前の確認に時間をかける価値があります。
メガネ通販では色だけでなくサイズ確認も重要
ネットでメガネを購入する場合、カラーと同じくらい重要なのがサイズです。商品には「47□21-145」のような数字が記載されていることがあります。
一般的にはレンズ幅、ブリッジ幅、テンプル長などを示す情報なので、現在掛けていてフィットしているメガネの数値と比較すると選びやすくなります。
特にフレームの横幅やブリッジ周辺のフィット感は、写真だけでは判断しにくい部分です。色が気に入っていてもサイズが合わなければ快適に使用できないため、通販では寸法もセットで確認しましょう。
まとめ:ニビは鈍色をイメージした暗いグレー系、ブラックニビは商品ごとの確認が重要
メガネで見かける「ニビ」は、一般的には日本の伝統色である鈍色(にびいろ)に由来し、暗く落ち着いた灰色・銀灰色系をイメージすると分かりやすいカラーです。
「ブラックニビ」は、ブラックを基調としながら鈍色のような落ち着いた金属的ニュアンスを加えた色として使われることがあります。真っ黒というより、光によってダークグレーやガンメタルに近い表情を見せる商品も考えられます。
ただし、「ブラックニビ」という名称だけから実物の色を完全に特定することはできません。メガネのカラー名称や表面仕上げはメーカー・ブランドによって異なるためです。
通販で購入する場合は、商品写真を複数確認し、型番・カラーコードからメーカー情報も調べ、それでも判断できなければ販売店へ「通常のブラックとの違い」を問い合わせるのが確実です。ブラックほど強く見えず、シルバーほど明るくない落ち着いたメタルカラーを探している人にとっては、ブラックニビは検討する価値のある色といえるでしょう。


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