度数-6.00の近視において、セルフレーム(玉型51サイズ)を使用する場合、レンズの屈折率選定は重要なポイントです。特に、1.60非球面と1.67非球面の選択肢がありますが、どちらが適しているのでしょうか。この記事では、両者の特徴と選定のポイントを詳しく解説します。
1.60非球面レンズの特徴と適用
1.60非球面レンズは、標準的な屈折率であり、日常的な使用において十分な性能を発揮します。度数-6.00の場合、レンズの中心厚は約4.6mmとなり、セルフレームの4mmの厚みに収まります。価格も比較的リーズナブルで、コストパフォーマンスに優れています。
1.67非球面レンズの特徴と適用
1.67非球面レンズは、より高屈折率であり、薄型化が可能です。度数-6.00の場合、レンズの中心厚は約4.3mmとなり、セルフレームの4mmをわずかに超えます。薄型化を重視する場合や、フレームのデザインを活かしたい場合に適していますが、価格は1.60非球面よりも高めです。
選定のポイントとアドバイス
レンズの選定においては、以下のポイントを考慮しましょう。
- フレームのデザイン:セルフレームのデザインによっては、厚みが気になる場合があります。薄型化を重視する場合は、1.67非球面が適しています。
- コスト:価格差が気になる場合は、1.60非球面でも十分な性能を発揮します。
- 視力の安定性:度数-6.00は中程度の近視であり、1.60非球面でも視力補正に問題はありません。
まとめ
度数-6.00の近視において、セルフレーム(玉型51サイズ)を使用する場合、1.60非球面レンズでも十分な性能を発揮します。薄型化を重視する場合やフレームのデザインを活かしたい場合は、1.67非球面レンズを検討すると良いでしょう。コストとデザインのバランスを考慮して、最適なレンズを選定してください。
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