軟骨ピアスをセルフで開けた際に、ピアスの先端だけが入ってしまい奥まで通らないというトラブルは珍しくありません。焦って無理に押し込むと感染や腫れの原因になるため、正しい対応を知っておくことが大切です。
軟骨ピアスが途中で止まる原因
軟骨ピアスが最後まで入らない原因にはいくつかあります。代表的なものは、ニードルの角度とピアスの方向が一致していないこと、または穴の内側に小さな出血や腫れが生じて通り道が狭くなっていることです。特に14Gのような太めのゲージでは、皮膚の抵抗が強くなるため途中で止まりやすくなります。
無理に押し込んではいけない理由
ピアスをぐりぐりと押し込んでしまうと、皮膚や軟骨を傷つけるリスクが非常に高くなります。結果として感染や膿み、長期的な痛みを伴うトラブルにつながることがあります。さらに、穴が斜めに広がってしまうと、ピアスが正しく安定しない可能性もあります。
安全な対処方法
もしピアスが途中で止まってしまった場合は、無理をせず一度消毒した清潔な手で外しましょう。その後、穴を落ち着かせるために冷やす、または洗浄を行いましょう。再度装着する際は、専用の挿入用ニードルやキャプティブリングのように通しやすい形状のピアスを使用するのがおすすめです。
どうしても自分で通せない場合は、早めにピアススタジオや皮膚科に相談するのが安全です。特に開けてすぐの段階では穴がふさがりやすいため、放置せずに対応することが重要です。
寝る時や日常生活での注意点
ピアスを開けた直後は寝る姿勢や日常の動作で圧迫されるとトラブルにつながります。なるべく耳を下にして寝ないようにしたり、マスクの紐や髪が引っかからないように気を付けましょう。圧迫や摩擦を避けることが安定につながります。
まとめ
軟骨ピアスが入らないときに無理に押し込むのは厳禁です。清潔な状態を保ちつつ、一度落ち着いてから適切に対応しましょう。不安な場合は専門のピアススタジオや医療機関に相談することが一番安全です。焦らず、正しいケアを心がけることがトラブルを防ぐ第一歩となります。
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