ピアスを開けた後、キャッチを強く締めすぎたり、腫れによって圧迫されたりすると、シリコンキャッチやピアス本体が皮膚の中に埋まってしまうことがあります。突然気づくと不安になりますが、無理に取り出そうとすると傷を広げたり感染につながる可能性があります。
この記事では、ピアスのキャッチが埋まってしまった場合に皮膚科で行われる処置の流れ、局所麻酔の痛みの程度、受診までに気をつけたいことについて解説します。
ピアスのキャッチが耳に埋まる原因
シリコンキャッチが埋まる原因として多いのが、キャッチを強く締めすぎることです。ピアスが動かないように固定したつもりでも、耳たぶが圧迫されることで少しずつ皮膚が盛り上がり、キャッチが中へ入り込むことがあります。
また、ピアスを開けた直後や炎症がある時期は、耳たぶが腫れて通常よりも余裕がなくなります。その状態でキャッチをきつく付けると、ピアス周辺の皮膚に負担がかかります。
例えば、最初はキャッチが見えていたのに、数日後に腫れてキャッチが隠れてしまうケースもあります。痛みや腫れがある場合は早めに医療機関で相談することが大切です。
埋まったピアスは自分で取るべきではない理由
キャッチやピアスが皮膚の中に入り込んでいる場合、無理に押し出したり、針やピンセットで取り出そうとするのは避けた方が安全です。
自分で触り続けると、皮膚を傷つけたり、細菌が入り感染を起こしたりする可能性があります。また、途中でピアスがさらに奥へ移動してしまうこともあります。
皮膚科では状態を確認したうえで、必要に応じて局所麻酔を使用し、安全に取り出す処置を行います。
ピアスの埋没で行われる切開処置と麻酔の痛み
ピアスやキャッチが完全に埋まっている場合、小さな切開をして取り出す処置が行われることがあります。切開と聞くと怖く感じますが、多くの場合は短時間で終わる処置です。
局所麻酔では、最初に注射をする時にチクッとした痛みを感じることがあります。ただし、麻酔が効いた後は痛みを感じにくくなり、触られている感覚や押されている感覚が中心になることが一般的です。
例えば、歯医者で使用する麻酔のように、最初の一瞬だけ刺激があり、その後は処置中の痛みを抑える目的で使用されます。痛みに不安が強い場合は、処置前に医師へ伝えておくと安心です。
皮膚科へ行くまでにできること
受診まで時間がある場合は、患部を清潔に保ち、できるだけ触らないことが大切です。何度も確認したり動かしたりすると、炎症が悪化する可能性があります。
腫れや熱感がある場合、短時間冷やすことで一時的に楽になることがあります。ただし、氷を直接皮膚に当てるのは避け、清潔なタオルなどで包んで冷やすようにしましょう。
また、市販の消毒液を何度も使用すると刺激になる場合もあります。症状がある状態では、自己判断で処置を続けるより医療機関で診てもらう方が安全です。
ピアスのキャッチ埋没を防ぐための注意点
再発を防ぐには、キャッチをきつく締めすぎないことが重要です。ピアスが落ちない程度に固定しながら、耳たぶとの間に少し余裕を持たせることが大切です。
特にファーストピアスや開けたばかりの時期は、腫れや分泌物によって状態が変化しやすいため、毎日耳の状態を確認すると安心です。
また、寝る時にピアスへ圧力がかかったり、マスクや髪の毛に引っかかったりすることでも刺激になるため、違和感がある場合は早めに対応しましょう。
まとめ
ピアスのシリコンキャッチやピアス本体が耳に埋まってしまった場合は、無理に自分で取り出そうとせず、皮膚科などの医療機関で相談することが安全です。
切開処置と聞くと怖く感じますが、局所麻酔によって痛みは抑えられることが多く、処置自体も状態によっては短時間で終わります。
受診までの間は患部を触りすぎず清潔に保ち、必要であればタオル越しに軽く冷やす程度にしましょう。早めに適切な処置を受けることで、耳への負担や感染リスクを減らすことができます。


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