50代で、30年近く前に購入した既成の略礼服が体型に合わなくなり、イージーオーダーで新たに葬祭用の略礼服を作りたいと考えている方へ。特に、肩パッドの入り具合やデザイン選びに悩んでいる方に向けて、どのタイプのスーツが合うか、そしてフィッターとのやり取りのコツを解説します。
いかり肩に合ったスーツのタイプは？
いかり肩の体型には、スーツの肩のデザインが非常に重要です。ブリティッシュタイプとイタリアタイプ、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
ブリティッシュタイプは、肩パッドをしっかり入れて作られた、直線的で力強いシルエットが特徴です。このタイプは肩幅が広い人に適しており、いかり肩の方にも安定感があり、形がきれいに決まる可能性があります。
イタリアタイプの特徴と適応
一方、イタリアタイプのスーツは、肩を柔らかくフィットさせるデザインが特徴です。自然なラインで体に馴染むため、肩が強調されず、柔らかな印象を与えます。いかり肩が気になる方にとって、肩周りの余裕が少ないと感じることがあるかもしれませんが、逆に肩を強調しないので、肩に対して優しい作りとなっています。
いかり肩の方にとっては、肩パッドの入れ具合を調整して、肩周りに過剰なボリュームを与えないようにすることが大切です。
フィッターとのやり取りの重要性
イージーオーダーのスーツでは、フィッターとのコミュニケーションが成功の鍵を握ります。自分の体型や好み、悩んでいる部分（例えば肩幅の広さや姿勢）について正確に伝えることが重要です。特に、肩パッドのボリュームや肩のラインについては、イメージをしっかり伝えることが求められます。
フィッターは、その方の体型に最適なスーツを仕立てるためのプロフェッショナルです。自分の体型や悩みをしっかり伝え、試着時に調整してもらうことが重要です。
予算内で満足のいくスーツを仕立てるためのポイント
予算内でのイージーオーダーでも、きちんと体型に合ったスーツを作ることは十分に可能です。フルオーダーと違って、限られた範囲でのカスタマイズが可能ですが、スーツの基本的なラインやフィット感を重要視すれば、十分に満足できるものが仕上がります。
重要なのは、肩周りや体のラインにフィットすること。スーツの色や生地選びも予算に合わせて調整し、シンプルで上品なデザインを選ぶと良いでしょう。
まとめ
いかり肩の方には、ブリティッシュタイプのスーツが比較的合いやすいですが、イタリアタイプの柔らかいラインも魅力的です。重要なのは、フィッターとのしっかりしたやり取りと、肩パッドの入れ方の調整です。イージーオーダーでも十分に自分に合ったスーツを仕立てることができるので、安心して相談しながら進めてください。
コメント