近用眼鏡の処方箋がある場合でも遠近両用メガネは作れる?作成前に確認したいポイントを解説

メガネ、サングラス

眼鏡の処方箋をもらったものの、「処方箋通りの近用メガネではなく、遠近両用メガネを作りたい」と考える人は少なくありません。用途や生活スタイルによって必要なレンズは変わるため、眼鏡作りでは処方内容と希望する見え方を合わせて考えることが大切です。この記事では、近用度数の処方箋がある場合に遠近両用メガネを作る際の考え方や注意点について解説します。

近用度数の処方箋と遠近両用メガネの違い

近用度数の処方箋は、主に手元を見るための眼鏡を作ることを目的として作成されます。読書やスマートフォン、パソコン作業など、近い距離を見る場面で快適に見えるように調整されています。

一方、遠近両用メガネは1枚のレンズの中に遠くを見る度数と近くを見る度数が入っているレンズです。遠くを見る部分から近くを見る部分まで自然に視線を移動できるよう設計されています。

そのため、近用眼鏡と遠近両用眼鏡では目的や測定する内容が異なります。近用処方箋の数値をそのまま遠近両用レンズに当てはめるだけでは、希望する見え方にならない場合があります。

近用処方箋があっても遠近両用メガネを相談することは可能

眼鏡店では、現在の処方内容や目の状態を確認したうえで、遠近両用メガネを作りたいという希望を相談することができます。

眼鏡店で改めて視力測定を行ったり、使用目的を確認したりすることで、遠近両用レンズに必要な度数を提案してもらえる場合があります。

例えば、病院では「手元を見るための眼鏡」として近用処方箋が出ていても、日常生活では買い物、運転、テレビを見るなど遠くを見る場面も多い場合があります。そのようなケースでは遠近両用のほうが生活に合う可能性があります。

遠近両用メガネを作る前に伝えるべきこと

遠近両用メガネを作る場合は、眼鏡店に普段どのような場面で眼鏡を使うのかを詳しく伝えることが重要です。

例えば「デスクワークが多い」「車の運転でも使いたい」「スマホを見る時間が長い」「外出時が中心」など、使用環境によって適したレンズ設計は変わります。

同じ遠近両用レンズでも、近くを見る範囲を広めにする設計や、遠くの見やすさを重視する設計など種類があります。生活スタイルに合ったものを選ぶことで、使いやすい眼鏡になります。

処方箋だけで遠近両用を作る場合の注意点

処方箋には基本的な度数情報が記載されていますが、遠近両用メガネではそれ以外にも重要な測定項目があります。

例えば、レンズの位置を決めるための瞳孔間距離や、フレームを掛けた状態でのレンズ位置、近用部分の高さなどが仕上がりに影響します。

そのため、遠近両用メガネを希望する場合は、処方箋の数値だけで判断せず、眼鏡店で相談しながら作ることがおすすめです。

遠近両用メガネが向いている人と注意が必要な人

遠近両用メガネは、1本の眼鏡で遠くから近くまで対応したい人に向いています。眼鏡を掛け替える手間を減らしたい人には便利な選択肢です。

一方で、初めて遠近両用を使う場合は、視線の動かし方やレンズの見える範囲に慣れるまで時間が必要なことがあります。

例えば、階段を見るときや横を見るときは、最初はレンズの見え方に違和感を覚える場合があります。購入前に試着や説明を受けることで、安心して選ぶことができます。

まとめ|近用処方箋があっても生活に合った眼鏡選びが大切

近用度数の処方箋を持っている場合でも、遠近両用メガネを検討することは可能です。ただし、近用眼鏡と遠近両用眼鏡では目的や必要な調整が異なります。

大切なのは、処方箋の内容だけで決めるのではなく、普段の生活でどの距離を見ることが多いのかを考えることです。

眼鏡店で使用目的を伝えて相談することで、自分の生活スタイルに合ったレンズや眼鏡を選びやすくなります。見え方の悩みがある場合は、専門スタッフに相談しながら作成すると安心です。

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