ピアスを開けた直後は、ピアスホールがまだ傷口の状態であるため、適切なケアが重要です。しかし、ファーストピアスを早い段階で交換したり、刺激が加わったりすると、膿や出血、しこりなどのトラブルが起こることがあります。この記事では、ピアスホールにしこりや膿ができる原因と、皮膚科を受診する目安について解説します。
ファーストピアスを早く交換すると何が起こるのか
耳たぶのピアスホールは、一般的に安定するまで1〜2か月程度かかるとされています。開けてから2週間前後でピアスを交換すると、完成途中のホールに刺激が加わり、傷が再び開いた状態になることがあります。
その結果、出血やリンパ液、黄色っぽい分泌物が出たり、炎症による腫れが生じたりすることがあります。
特に開けて間もない時期の頻繁なピアス交換は、トラブルの原因になりやすいとされています。
しこりができる原因
ピアスホール周辺のしこりにはいくつかの原因があります。炎症による腫れや、傷を修復する過程でできる肉芽組織、皮脂や老廃物が溜まった粉瘤などが代表的です。
直径1cm程度のしこりがあり、膿や血液が混じった分泌物が続いている場合は、単なる治癒過程ではなく感染や強い炎症が起きている可能性も考えられます。
また、しこりが大きくなる場合や熱を持つ場合は注意が必要です。
どのような症状なら皮膚科を受診すべきか
ピアストラブルでは、早めに皮膚科を受診した方がよいケースがあります。
| 症状 | 受診の目安 |
|---|---|
| 膿が数日以上続く | 早めの受診推奨 |
| しこりが大きくなる | 受診推奨 |
| 強い痛みや熱感がある | できるだけ早く受診 |
| 耳全体が赤く腫れる | 早急に受診 |
| 発熱を伴う | 早急に医療機関へ |
特に、膿と出血が続いており、1cm程度のしこりが確認できる場合は、一度皮膚科で診てもらう方が安心です。
受診までのセルフケアのポイント
ピアスホールを必要以上に触ったり、頻繁に回したりするのは避けましょう。洗浄は入浴時に泡立てた石けんで優しく洗い、しっかりすすぐ程度で十分です。
アルコール消毒を繰り返すと、かえって皮膚を刺激して治りを遅らせることがあります。
また、自己判断で何度もピアスを外したり付けたりすると、さらに炎症が悪化することがあるため注意が必要です。
ピアスホールが安定するまでの期間
耳たぶのピアスホールは、見た目が落ち着いていても内部の組織が完全に完成するまで時間がかかります。
個人差はありますが、耳たぶではおおむね6〜8週間以上、場合によっては3か月程度かかることもあります。
そのため、痛みや分泌物がなくなったとしても、安定するまでは刺激の少ないピアスを継続することが大切です。
まとめ
ピアスを開けてから間もない時期にファーストピアスを交換すると、ピアスホールに負担がかかり、膿や出血、しこりなどのトラブルが起こることがあります。
特に膿が継続している状態や、直径1cm程度のしこりができている場合は、単なる治癒過程ではなく炎症や感染の可能性も考えられるため、一度皮膚科を受診することを検討しましょう。早めの診察によって、悪化を防ぎながら安全にピアスホールを維持できる可能性が高まります。


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