遺品整理や実家の片付けをしていると、昔の指輪やネックレスが見つかることがあります。K24やK18、Pt900などの刻印は比較的よく知られていますが、「18K」の後に少し空白があり、その先に丸印(○)のような刻印が入っている場合、「これは何を意味しているのだろう」と疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、古い指輪に見られる「18K ○」の刻印について考えられる意味や見分け方を解説します。
「18K」と「K18」の違いとは?
まず知っておきたいのが、「18K」と「K18」はどちらも18金を表す表記として使われてきたことです。
現在の日本では「K18」という表記が一般的ですが、昭和時代以前や海外向け製品では「18K」と刻印されているケースも珍しくありません。
特に古いジュエリーでは、「18K」という表記だから偽物というわけではなく、製造年代や販売地域の違いによる場合があります。
18Kの後ろにある「○」は何を意味する?
18Kの後に刻まれた丸印は、金の純度を示すものではなく、メーカーや工房、ブランドのホールマーク(製造者刻印)である可能性が高いと考えられます。
ジュエリーには、素材の品質を示す刻印とは別に、製造元を識別するためのマークが打たれることがあります。
例えば、丸の中にアルファベットや漢字、星印、王冠などが入っている場合は、その工房独自の商標であるケースもあります。
古い日本製ジュエリーによく見られる刻印の種類
| 刻印 | 意味 |
|---|---|
| K24 | 純金(約99.9%) |
| K18 | 18金(75%の金を含有) |
| 18K | 18金表記。古い製品や海外仕様に多い。 |
| Pt900 | プラチナ90% |
| ○や記号 | メーカーや工房の商標・ホールマークの可能性 |
昭和40年代から平成初期頃のアクセサリーには、素材刻印と商標刻印が並んで打たれていることが少なくありません。
本当に18金か確認する方法
刻印だけでは、現在の正確な金の含有率や価値を断定できない場合があります。
もし資産価値や買取価格を知りたい場合は、宝石店や貴金属買取専門店で比重検査やX線分析を受けると、非破壊で確認できる場合があります。
特に亡くなった家族の遺品であれば、思い出の品として残すか、資産として評価するかを考えるためにも、一度専門家に見てもらうのがおすすめです。
遺品のアクセサリーを整理するときの注意点
古いアクセサリーは、見た目が古くても高い価値を持つことがあります。
金相場が上昇している時期には、壊れた指輪や片方だけのピアスでも素材価値があるケースがあります。
また、ブランド品やアンティークジュエリーの場合は、地金価格以上の価値が付くこともあるため、すぐに処分せず刻印や付属品を確認しておくと安心です。
まとめ
指輪に刻まれた「18K ○」の刻印は、多くの場合、18金を示す素材刻印と、製造元や工房を示す商標刻印の組み合わせである可能性があります。丸印自体が金の純度を示す特別な記号とは限りません。
亡きご家族のアクセサリーの場合は、素材価値だけでなく思い出としての価値もあります。刻印だけで判断せず、必要に応じて専門店で鑑定や素材確認を受けることで、その指輪の由来や価値をより正確に知ることができるでしょう。


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