母親から受け継いだ振袖を着る場合、振袖本体は見つかっていても長襦袢だけがないというケースは少なくありません。中古で長襦袢を探す時は、着物と同じように身丈や裄丈、袖丈などの寸法を確認する必要があります。
この記事では、振袖に合わせる長襦袢のサイズの見方や、振袖の寸法から選ぶポイント、中古購入で失敗しないための確認方法について解説します。
振袖用長襦袢は振袖のサイズに合わせて選ぶ
長襦袢を選ぶ時に最も重要なのは、振袖の袖や裄に合うサイズを選ぶことです。長襦袢は振袖の下に着るものなので、振袖より極端に大きかったり小さかったりすると着姿が崩れる原因になります。
特に確認したい部分は「袖丈」「裄丈」「身丈」の3つです。この3か所が合っていれば、中古品でも比較的きれいに着用できます。
今回のように振袖の寸法が分かっている場合は、その数字を基準にして長襦袢を探します。ただし、長襦袢は振袖より少し短めに作られることが一般的です。
振袖の袖丈107.5cmに合わせる長襦袢の選び方
振袖で特に重要なのが袖丈です。振袖は袖が長いため、長襦袢の袖丈が合っていないと、振袖の袖口や振りから長襦袢が見えてしまうことがあります。
振袖の袖丈が107.5cmの場合、長襦袢も同じ程度の袖丈のものを選ぶのが基本です。中古の場合は「袖丈約108cm前後」などの商品を探すと合わせやすくなります。
例えば、振袖の袖丈が107cmなのに長襦袢の袖丈が100cm程度しかない場合、振袖の袖の中で長襦袢が短くなり、動いた時に振袖の形がきれいに出ないことがあります。
裄丈66cmの振袖に合う長襦袢サイズ
裄丈とは、背中の中心から袖口までの長さのことです。長襦袢の裄は、振袖の裄より少し短めが一般的です。
今回の振袖は裄丈66cmなので、長襦袢は裄丈65cm前後から66cm程度の商品を選ぶと合わせやすいでしょう。
長襦袢の裄が振袖より長い場合、袖口から長襦袢が出てしまうことがあります。逆に短すぎる場合は、袖口から振袖の生地が見えやすくなります。
身丈はどのくらい違っても大丈夫なのか
長襦袢の身丈は、振袖と完全に同じ長さである必要はありません。むしろ長襦袢は振袖より少し短めに着るのが一般的です。
振袖の身丈が163.5cmの場合、長襦袢は150cm台後半から160cm前後の商品でも調整できる場合があります。
着付けでは腰紐や伊達締めで長さを調整するため、身丈よりも袖丈や裄丈の方が重要度は高いです。
中古の振袖用長襦袢を購入する時の確認ポイント
中古で探す場合は、商品説明に記載されている寸法を必ず確認しましょう。特に「振袖用」と書かれていても、袖丈が短い訪問着用長襦袢などが混ざっている場合があります。
確認したい項目は以下の通りです。
| 確認箇所 | 目安 |
|---|---|
| 袖丈 | 振袖と同じ約107〜108cm |
| 裄丈 | 約65〜66cm |
| 身丈 | 振袖より少し短めでも可 |
| 袖幅 | 振袖の袖幅に近いもの |
また、中古品の場合は半衿が付いているか、黄ばみやシミがないかも確認すると安心です。長襦袢は直接肌に近い場所で使うため、状態確認は大切です。
振袖と長襦袢のサイズが少し違う場合の調整方法
中古品では完全に同じ寸法の長襦袢を見つけるのが難しい場合もあります。その場合でも、多少の違いなら着付けで調整できることがあります。
例えば裄が少し短い場合は大きな問題にならないこともありますが、袖丈が大きく違う場合は振袖姿に影響しやすいため注意が必要です。
成人式など大切な日に着用する場合は、購入前に着付け師や呉服店へ相談すると、より安心して選べます。
まとめ
母親の振袖に合わせる長襦袢を探す場合は、振袖の寸法の中でも特に袖丈、裄丈、身丈を確認することが重要です。
今回のように振袖が身丈163.5cm、裄丈66cm、袖丈107.5cmの場合は、袖丈約108cm、裄丈65〜66cm程度の振袖用長襦袢を探すと合わせやすいでしょう。
中古購入では寸法だけでなく、袖丈や状態を確認することが失敗を防ぐポイントです。少しの違いであれば着付けで調整できる場合もあるため、自分の振袖に合う条件を優先して選ぶことがおすすめです。


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