インダストリアルピアスは、耳の軟骨に2か所穴を開けて1本のバーベルでつなぐ特徴的なピアスです。見た目のインパクトが大きく人気がありますが、角度や位置の調整が難しく、セルフで挑戦する場合は注意が必要な部位でもあります。この記事では、インダストリアルピアスを開ける際のリスクや、一般的な軟骨ピアスとの違い、安全に楽しむための方法について紹介します。
インダストリアルピアスが難しいと言われる理由
インダストリアルピアスは、単純に2つ穴を開ければ完成するものではありません。2つの穴の位置、角度、距離が合っていないと、ピアスを通した時に耳へ強い負担がかかります。
通常の軟骨ピアスであれば1か所だけの穴で済みますが、インダストリアルは2つの傷を同時に管理する必要があります。そのため、腫れや痛みが長引いたり、安定まで時間がかかったりすることがあります。
例えば、片方の穴が少しでもズレていると、バーベルが自然な位置に収まらず、常に耳へ圧力がかかる状態になる場合があります。
途中で抜いた場合に出血する理由
軟骨部分には血管があり、ニードルで傷を作るため、途中で抜いた場合に出血することはあります。針先が反対側まで到達していた場合は、出口側にも小さな傷ができている可能性があります。
ただし、出血量や痛み、腫れの状態によって対応は変わります。強い痛みが続く、赤みや腫れが広がる、膿が出るなどの症状がある場合は、医療機関への相談を検討することが大切です。
穴を開ける途中で不安になって中断すること自体は珍しくありません。無理に続けるより、一度落ち着いて状態を確認することが重要です。
普通の軟骨ピアスとインダストリアルの痛みの違い
痛みの感じ方には個人差がありますが、インダストリアルは通常の軟骨ピアスより負担が大きいと感じる人が多いです。理由は、2か所の穴を作り、その後も1本のピアスで固定する必要があるためです。
一般的な軟骨ピアスの場合は、1つの穴が安定すれば管理しやすくなります。一方、インダストリアルは2つの穴の状態を同時に確認しながらケアする必要があります。
痛みだけでなく、完成までの難しさも考えると、インダストリアルは見た目以上に上級者向けのピアスと言えます。
インダストリアルを開ける方法ごとの特徴
セルフで開ける方法は費用を抑えられるメリットがありますが、位置や角度を正確に合わせることが難しい点がデメリットです。特に利き手ではない側の耳は作業が難しくなります。
友人に開けてもらう方法もありますが、相手にピアッシング経験や正しい知識がない場合はリスクがあります。ピアッサーは耳たぶ向けの商品も多く、軟骨には適さない場合があります。
ピアススタジオや医療機関で開けてもらう方法は、位置確認や衛生管理の面で安心感があります。特にインダストリアルのように角度が重要なピアスでは、経験のある施術者に相談するメリットがあります。
美容クリニックでの麻酔について
軟骨ピアスでは、局所麻酔を使用して対応している医療機関もあります。痛みに強い不安がある場合は、事前に相談することで安心して施術を受けられる可能性があります。
一方で、インダストリアルピアスのためだけに全身麻酔を行うケースは一般的ではありません。全身麻酔には身体への負担や準備が必要になるため、通常は局所的な対応が選ばれます。
痛みへの不安が大きい場合は、麻酔の有無だけでなく、経験豊富な施術者にお願いすることも重要な選択肢になります。
インダストリアルを安全に楽しむためのポイント
インダストリアルを開けたい場合は、まず耳の形が適しているか確認することが大切です。耳の軟骨の形によっては、希望する位置に開けることが難しい場合があります。
また、開けた後は清潔に保ち、必要以上に触らないことが基本です。完成までの期間は個人差がありますが、軟骨部分は耳たぶより時間がかかる傾向があります。
例えば、開けた直後に寝る時の圧迫や、髪の毛や衣服を引っかける刺激が続くと、治りが遅くなることがあります。生活環境も考えた上で開けるタイミングを決めることがおすすめです。
まとめ
インダストリアルピアスは、個性的で魅力的なピアスですが、位置や角度の調整が必要なため、セルフで開ける難易度は高めです。
途中で怖くなった場合は無理に続けず、経験のあるピアススタジオや医療機関に相談する方法も検討すると安心です。
せっかく憧れて開けるピアスだからこそ、安全性や完成後の状態まで考えて、自分に合った方法を選ぶことが大切です。


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