洋裁やコスプレ衣装制作で使うトルソーは、体型に合わないサイズを選ぶと衣装のシルエット確認が難しくなります。特に女性向けトルソーはバスト・ウエスト・ヒップの差が大きいため、どの号数を選ぶべきか迷いやすいポイントです。
B77W70H90cm程度で、さらに男装衣装を中心に制作する場合は、一般的な婦人用トルソーだけでなくメンズトルソーやサイズ調整機能付きモデルも選択肢になります。この記事では、体型に合ったトルソー選びの考え方や、男装衣装制作で失敗しにくい選び方を解説します。
トルソーの号数はバストだけでなく全体のバランスで選ぶ
トルソーのサイズ表記でよく使われる9号や11号などの号数は、主に婦人服の一般的なサイズ基準をもとにしています。ただし、メーカーによって寸法は少しずつ異なるため、号数だけで判断するのは注意が必要です。
一般的な目安では、9号サイズの婦人用トルソーはバスト約83cm前後、ウエスト約64cm前後、ヒップ約91cm前後の商品が多くあります。
今回のようなB77cm・W70cm・H90cmの場合、バストとヒップだけを見ると9号に近いですが、ウエストは9号よりやや大きめです。そのため、固定サイズの9号トルソーではウエスト部分だけ少し余る可能性があります。
B77W70H90cmの場合は9号トルソーでも調整が必要
バスト77cmは一般的な9号トルソーより小さめですが、ヒップ90cmは9号に近いサイズです。そのため、全体的なバランスでは9号サイズが候補になります。
ただし、衣装制作では体型に完全一致することよりも、作る衣装の目的に合わせることが重要です。例えばジャケットやシャツなど上半身のラインを重視する衣装なら、バスト部分が大きすぎるトルソーは補正が必要になります。
一方で、スカートやパンツなど腰回りを見る衣装では、ヒップやウエストの寸法が近いことが重要になります。そのため、制作する衣装の種類によって選ぶ基準を変えると失敗しにくくなります。
男装衣装が中心ならメンズトルソーも検討する価値がある
男装衣装を多く制作する場合、女性用トルソーでは肩幅や胸の形が合わず、完成時の印象が確認しにくいことがあります。
特に男性用ジャケット、軍服、制服、燕尾服など肩幅や直線的なシルエットが重要な衣装では、女性用トルソーよりもメンズトルソーのほうが自然な形で確認できます。
例えば、肩幅40cm程度の場合、女性用トルソーでは肩が丸く見えるため、男性らしい肩のラインを作る衣装では実際の着用イメージとの差が出る場合があります。
男装用トルソーを選ぶときに確認したいポイント
男装衣装用としてトルソーを購入する場合は、肩幅、胸囲、胴回り、首回りのサイズを確認することが大切です。
小柄な男性体型に近いメンズトルソーであれば、女性の細身体型でも使いやすい場合があります。ただし、メンズトルソーは胸の膨らみがなく直線的な形状なので、女性キャラクターの男装などでは衣装によっては補正が必要です。
また、サイズ調整可能なトルソーなら、ウエストやバストを広げたり縮めたりできるため、複数ジャンルの衣装を制作する人には便利です。
コスプレ衣装制作なら固定サイズより調整式がおすすめ
コスプレ衣装制作では、市販服のように1つのサイズだけで作るわけではなく、キャラクターごとに体型やデザインが変わります。そのため、固定サイズのトルソーよりも調整式トルソーのほうが使いやすい場面があります。
例えば、普段は男装用ジャケットを作りながら、時々女性キャラクターの衣装も制作する場合、調整式なら肩や胴回りを変えて対応できます。
また、トルソーは完全に本人の体型を再現する道具というより、衣装の形を整えるための道具です。多少サイズが違っても、厚手の布やパッドを使って微調整することで実用的に使用できます。
まとめ|B77W70H90で男装中心なら用途でトルソーを選ぶ
B77W70H90cm、肩幅40cm程度の場合、婦人用なら9号サイズが候補になりますが、ウエストとの差があるため完全一致ではありません。
女性キャラクターの衣装や一般的な洋裁が中心なら9号トルソー、男性的なシルエットを重視した男装衣装が中心なら小さめのメンズトルソーや調整式トルソーのほうが使いやすいでしょう。
トルソー選びでは号数だけで決めず、制作する衣装の種類や肩幅、シルエットを確認することが重要です。自分が一番多く作る衣装に合わせて選ぶことで、制作時の作業効率や完成度を高めることができます。


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