キクチメガネ・眼鏡市場の薄型レンズは追加料金?強度近視でレンズを薄くする選び方も解説

メガネ、サングラス

近視が強い人がメガネを作る際に気になるのが、レンズの厚みと薄型レンズの追加料金です。同じ度数でも、レンズの屈折率やフレームの大きさ、瞳孔間距離(PD)などによって仕上がりの厚みは変わります。そのため「今のメガネが約5mmだから、別のお店でも5mm程度になる」とは限りません。

特に強度近視では、1.60、1.67、1.74などの高屈折率レンズを選択できるか、そして追加料金がいくらなのかがメガネ店選びの重要なポイントになります。眼鏡市場とキクチメガネでは料金体系が異なるため、単純に「どちらが薄型レンズに強いか」ではなく、総額と選べるレンズを比較することが大切です。

この記事では、眼鏡市場とキクチメガネの公式情報を基に、薄型レンズの料金体系と、近視用メガネをできるだけ薄く仕上げるために知っておきたいポイントを整理します。

眼鏡市場は1.74の薄型レンズまで基本的に追加料金0円

眼鏡市場では、通常のメガネ一式について1.60薄型非球面、1.67超薄型非球面、1.74極薄型非球面を追加料金0円で選択できると公式に案内されています。強度近視用の1.74レンズについても、基本的にはフレームの表示価格に含まれる仕組みです。[参照:眼鏡市場 レンズ]

眼鏡市場のFAQでも、強度近視用の1.74超薄型非球面レンズであってもメガネ一式13,200円(税込)から作製できると案内されています。また、乱視用や1.74の遠近両用レンズについても基本の一式価格に含まれています。[参照:眼鏡市場 価格について]

ただし、すべての度数・フレームで必ず1.74を選べるわけではありません。眼鏡市場も、フレーム形状や度数によって1.74レンズを選択できない場合があると案内しています。また、カラーレンズや特殊機能など一部のオプションについては別料金になる場合があります。

キクチメガネは商品・レンズプランによって料金体系が異なる

キクチメガネの場合は、眼鏡市場のように「1.74まで一律追加料金0円」と考えるより、選択するメガネ一式プランやレンズのグレードを確認したほうが分かりやすいでしょう。

キクチメガネには、フレーム・レンズ・アフターサポートを組み合わせた「グッドグラッシーズ」という一式商品があります。公式ページで掲載されている一部のセットでは、遠用・近用の薄型UVカットレンズとして屈折率1.60・1.67が採用されています。[参照:キクチメガネ グッドグラッシーズ]

一方、キクチメガネにはレンズ単体でも複数のグレードがあります。公式サイトではオーダーメイドタイプのスタンダードが2枚1組17,600円(税込)から、プライム(セミオーダー)が2枚1組29,700円(税込)からと案内されています。実際の価格はレンズの設計、度数、素材、コーティングなどによって変わるため、強度近視で希望する屈折率を使った場合の総額は店舗で見積もってもらうのが確実です。[参照:キクチメガネ レンズの種類]

眼鏡市場とキクチメガネの違いを簡単に比較

薄型レンズの料金だけに注目すると、両店の違いは次のように整理できます。

比較項目 眼鏡市場 キクチメガネ
薄型レンズ 1.60対応 対応
1.67レンズ 基本的に追加料金0円 一式商品の採用例あり
1.74レンズ 基本的に追加料金0円 希望するレンズ・度数などにより要確認
特殊コーティング等 内容によって有料 内容によって有料
強度近視での相談 店頭で度数に応じたレンズを提案 レンズ設計を含めて相談可能

追加料金を抑えて1.74の高屈折率レンズを選びたい場合、眼鏡市場の料金体系は非常に分かりやすいといえます。

一方、キクチメガネはレンズ設計や見え方を含めた複数の選択肢を用意しているため、単純な価格だけで比較するより、「自分の度数でどのレンズが適切か」を相談したうえで見積もりを比較する方法が向いています。

「1.74にすれば必ずレンズが劇的に薄くなる」とは限らない

強度近視では屈折率が高い素材ほど薄型化しやすくなります。そのため一般的には1.60より1.67、1.67より1.74のほうが薄く仕上げやすくなります。

ただし、完成したメガネのレンズ厚は屈折率だけでは決まりません。近視度数、乱視度数、PD、レンズの直径、フレームの横幅や形状、レンズ設計など複数の条件によって変化します。

例えば同じ-6.00D程度の近視でも、大きなボストン型フレームと小ぶりなフレームでは、レンズ端の厚みが違ってくる可能性があります。強度近視では「最高屈折率のレンズを選ぶこと」だけでなく、「厚くなりにくいフレームを選ぶこと」が非常に重要です。

近視レンズはなぜ端が厚くなるのか

近視を矯正する凹レンズは、中央が薄く、外側へ行くほど厚くなる構造です。そのためレンズの外側を大きく使用するフレームほど、厚い部分が残りやすくなります。

逆に、瞳の位置に対してレンズサイズが適切で、比較的小ぶりなフレームなら、レンズの厚い外周部分を加工時に切り落とせる可能性があります。

このため強度近視では、単純に「1.74にしてください」と注文するより、スタッフに「レンズの端の厚みをできるだけ目立たなくしたい」と伝え、フレーム選びの段階から相談するほうが効果的です。

現在5mmなら、購入前に「仕上がり厚」を相談する

現在使用しているメガネのレンズ端が約5mmある場合、新しいメガネでは実際に何mm程度になるのか気になるところです。しかし度数だけでは正確な完成厚を判断できません。

店頭では現在使用しているメガネを持参し、「このメガネは端が約5mmあるので、これより薄くしたい」と具体的に伝えるのがおすすめです。現在の度数、使用レンズ、フレームサイズと、新しく購入するフレームを比較しながら相談できます。

店舗やレンズによっては、注文前にレンズメーカーのデータなどから仕上がり厚の目安を確認できる場合もあります。「1.74なら薄いはず」と考えるより、完成時の厚みを相談してから注文するほうが失敗を防ぎやすくなります。

強度近視ならフレームは小ぶりなものが有利

レンズを薄く見せたい場合、レンズの上下幅だけではなく横幅にも注目します。強度近視では外側へ行くほど厚くなるため、必要以上に横幅の広いフレームは不利になることがあります。

例えばファッション性を重視して非常に大きなウェリントンやボストン型を選ぶと、1.74を使用してもレンズ端が目立つ可能性があります。一方、小ぶりなラウンド、オーバル、ボストンなどで瞳がレンズ中央付近に収まれば、厚みを抑えられる場合があります。

また、ある程度厚みのあるセルフレームなら、レンズの端がフレーム内に隠れて目立ちにくくなることがあります。実際の厚さを減らすことと、「見た目として厚く見せないこと」は別なので、両方を考えると選択肢が広がります。

細いメタルフレームはレンズ厚が目立つこともある

軽量なメタルフレームは魅力的ですが、リムが非常に細いモデルでは、厚いレンズの端がフレームから大きくはみ出して見える場合があります。

特に強度近視でレンズ端が数mmになる場合、正面からは問題なくても横から見ると厚みが目立つことがあります。

見た目を重視する場合には、レンズの厚さだけでフレームを決めず、実際の完成状態を想定してスタッフに相談するとよいでしょう。「横から見たときにレンズが目立ちにくいフレーム」という伝え方でも選んでもらえます。

1.67と1.74は見え方や価格も含めて選ぶ

屈折率1.74は非常に薄く作れる素材ですが、すべての人が1.74を選ばなければならないわけではありません。度数とフレームによっては1.67でも十分に薄く仕上がることがあります。

またレンズは屈折率だけではなく、非球面・両面非球面などの設計、コーティング、光学性能などによっても特徴が異なります。「数字が最大だから最も良いレンズ」と単純に考えず、度数や使用目的に適したものを選ぶことが大切です。

特にキクチメガネのように複数グレードのレンズを扱う店舗では、予算を伝えたうえで、薄さと見え方のどちらを優先するか相談すると比較しやすくなります。

追加料金を比較するときは「完成したメガネの総額」で考える

メガネ店を比較する際、「薄型レンズが無料か有料か」だけを見ると、本当の価格差が分かりにくくなる場合があります。

例えばA店では1.74が無料でもフレーム価格が高く、B店ではレンズ料金が別でもフレームが安ければ、最終的な支払額は近くなる可能性があります。反対に、薄型レンズの追加料金が大きければ総額が想定以上になる場合もあります。

そのため比較するときは、フレーム+自分の度数に適したレンズ+必要なコーティングを含めた最終価格で見積もってもらうことをおすすめします。

キクチメガネではコーティングなどの追加料金にも注意

キクチメガネではレンズにさまざまなオプション加工を追加できます。例えば公式サイトではブルーライトカットについて、レンズ2枚1組3,300円(税込)という料金が掲載されています。[参照:キクチメガネ レンズオプション加工]

このように、基本レンズの料金とは別に機能を追加すると価格が変わることがあります。見積もりを依頼するときは「薄型レンズはいくらですか」だけでなく、希望するコーティングを含めた総額を確認しましょう。

逆に不要な機能まで付ける必要もありません。普段の使用環境や予算を伝え、それぞれの機能が何のために必要なのか説明を受けてから選ぶのがおすすめです。

眼鏡市場でもオプションによっては追加料金が発生する

眼鏡市場は薄型レンズそのものについては追加料金0円ですが、すべてのレンズ関連サービスが無料という意味ではありません。

例えば公式FAQでは、カラーレンズについてオプション料金4,400円(税込)と案内されています。特殊な機能や加工を希望する場合には追加料金が発生することがあります。[参照:眼鏡市場 レンズについて]

したがって「1.74の無色・標準仕様でよい」のか、「カラーや特別なコーティングも欲しい」のかを整理しておくと、店舗で価格を確認しやすくなります。

まとめ:薄型レンズの料金だけなら眼鏡市場は分かりやすい

眼鏡市場では、公式に1.60薄型非球面、1.67超薄型非球面、1.74極薄型非球面を追加料金0円と案内しています。強度近視で1.74を選択した場合でも、対応可能な度数・フレームであれば基本的に表示価格で作製できます。

キクチメガネでは、レンズ付き一式商品で1.60・1.67の薄型レンズを採用しているプランがある一方、より幅広いレンズ設計やグレードが用意されています。そのため、希望する屈折率やレンズ設計によって価格を確認する必要があります。

そして、現在のレンズが約5mmある場合、「1.74を選ぶ」だけではなく、フレームサイズを小さくすることも重要です。近視レンズは外側ほど厚くなるため、瞳の位置に合った小ぶりなフレームを選ぶことで、完成時のレンズ端を薄くできる可能性があります。

新しいメガネを作る際には現在のメガネを店舗へ持参し、「このレンズより端を薄くしたい」「横から見た厚みを目立たせたくない」と伝えてみましょう。眼鏡市場とキクチメガネの両方で、自分の度数・PD・希望フレームを前提に仕上がりと総額を見積もってもらえば、価格だけでなく薄さや見え方まで含めて比較しやすくなります。

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