厚底サンダルを履いて鏡を見たとき、想像していた以上に身長が高くなり「目立ちすぎないかな」「周りから大きいと思われないかな」と気になることがあります。特に普段より数cm高くなる厚底シューズでは、履き慣れるまで自分自身が身長差を強く感じやすいものです。
しかし、厚底サンダルを履いた状態で165cmになること自体は、ファッションとして特別に高すぎると考える必要はありません。厚底はそもそも高さを出すデザインですし、身長そのものより、靴のボリュームと服装のバランスや歩きやすさを基準に考えるほうが実用的です。
この記事では、厚底サンダルで身長が高く見えることを気にしている人に向けて、165cmという高さの捉え方、自然に見えるコーディネート、安全に履くためのチェックポイントなどを紹介します。
厚底サンダルで165cmになっても高すぎるわけではない
最初に押さえておきたいのは、165cmという数字だけで「厚底を履くには高すぎる」と判断する必要はないということです。靴には身長制限があるわけではありませんし、もともと背の高い人が厚底やヒールを楽しむことも一般的です。
例えば身長160cmの人が5cm程度高さの出る靴を履けば、おおよそ165cm前後になります。身長165cmの人が普通のスニーカーを履いている場合と比べても、周囲から見れば極端に珍しい高さではありません。
本人は普段の目線より数cm高くなるため大きな変化に感じますが、周囲はその人の普段の目線の高さを意識しているわけではありません。「自分が感じる変化」と「他人から見た印象」には差があると考えておくとよいでしょう。
身長より厚底サンダル自体のボリューム感が印象を左右する
厚底サンダルを履いたときの印象は、最終的な身長だけでは決まりません。同じ5cm程度のソールでも、細身でシンプルなデザインと、大きく張り出したボリュームソールでは見え方がかなり異なります。
例えば黒い大型ソールに太いストラップを組み合わせたサンダルなら、足元がコーディネートの主役になりやすくなります。一方、アッパーとソールが同系色でまとめられたデザインなら、厚底でも比較的すっきり見えます。
そのため「165cmになるから目立つ」と感じた場合でも、実際には身長ではなくサンダルのボリュームにまだ見慣れていない可能性があります。購入した服や靴は、店頭で単体を見る場合と全身コーディネートに取り入れた場合でも印象が変わります。
厚底を自然に見せたいなら服とのバランスを整える
厚底サンダルを自然に取り入れたい場合は、足元だけを見るのではなく全身のシルエットを確認します。大きめの厚底に対して服装が極端にコンパクトだと足元が強調されるため、ボトムスとのバランスを取るとまとまりやすくなります。
例えばワイドパンツやストレートデニムと厚底サンダルを組み合わせると、ボトムスにも適度なボリュームが生まれます。ロングスカートやワンピースと組み合わせる方法もあり、厚底だけが突出して見えにくくなります。
反対に脚を長く見せたい場合は、ショート丈のボトムスやミニスカートなどと合わせる選択肢もあります。厚底による高さを隠そうとするのではなく、スタイルアップ要素として利用する考え方です。
高身長に見えることはファッション上のデメリットとは限らない
厚底サンダルには、単純に身長を高くする以外にも、脚のラインを長く見せたり、コーディネートに存在感を加えたりする効果があります。そのため「身長が高くなってしまう」というより、「高さをファッションに利用する」と考えることもできます。
例えばオーバーサイズのTシャツとワイドパンツのようなゆったりしたコーディネートでは、普通の薄底サンダルだと足元が小さく見えることがあります。そこへ厚底を合わせることで、上下のボリュームをまとめやすくなる場合があります。
また、身長が高く見えること自体を避けなければならないファッション上のルールもありません。自分が気に入ったシルエットになっているなら、165cmという数字だけを理由に履くのをやめる必要はないでしょう。
周囲からどう見えるか不安なら全身写真で確認する
鏡の前で厚底サンダルを履くと、目線そのものが高くなっているため、自分では変化を強く感じます。そこでおすすめなのが、少し離れた場所からスマートフォンで全身写真を撮って確認する方法です。
正面だけでなく横からも撮影すると、ソールの厚みと全身のバランスが分かります。「思ったより普通に見える」と感じる場合もあれば、「サンダルだけ大きく見える」と気付く場合もあります。
後者の場合でも身長が問題とは限りません。トップスやボトムスを変更したり、靴下の色を合わせたりするだけで全体のバランスが改善することがあります。
厚底サンダルでは身長より歩きやすさを確認したい
見た目以上に重要なのが安全性です。厚底になるほど地面から足裏までの距離が大きくなるため、通常の靴とは歩行感覚が異なる場合があります。
特にチェックしたいのは、足首がぐらつかないか、かかとが浮かないか、ストラップで足を十分固定できるか、階段を無理なく上り下りできるかという点です。店内では問題なくても、長時間歩くと疲れや擦れが出る場合があります。
また厚底だから必ず危険というわけではなく、ソールの形状や安定性によって履き心地は異なります。高さだけで判断せず、実際に歩いたときの安定感を確認することが大切です。
通学や長時間のお出かけなら用途も考える
短時間の買い物や友人とのお出かけなら快適でも、一日中歩く旅行やテーマパークなどでは事情が変わります。長時間歩く予定なら、デザインより疲れにくさを優先したほうが快適です。
また雨の日には、濡れた床やマンホールなどで滑りやすくなることがあります。厚底では足元の感覚も普段と異なるため、アウトソールの滑りにくさも確認しておきたいポイントです。
つまり「何cmまでなら履いてよい」という考え方より、その高さの靴を自分が安全かつ快適に扱えるかを基準にしたほうが実用的です。
友達より背が高くなっても気にする必要はない
厚底を履くことをためらう理由として、「友達より背が高くなってしまう」というケースもあります。しかし、友達同士で身長が違うのは自然なことであり、靴によって一時的に身長差が変わることも珍しくありません。
写真を撮ったときの身長差が気になるなら、立ち位置やポーズによって印象を調整できます。しかし日常生活まで「周囲より高くならない靴」を基準に選ぶ必要はありません。
厚底のデザインそのものが好きなのであれば、身長差より「その靴を履いたコーディネートが好きか」で判断したほうが、ファッションを楽しみやすくなります。
どうしても高さが気になるなら少し低い厚底も選択肢
もちろん、周囲の評価とは関係なく、自分自身が高いソールを落ち着かないと感じることもあります。その場合は無理に履き続ける必要はありません。
厚底サンダルにはさまざまなソール高があります。現在のサンダルのデザインが気に入っているなら、似たデザインで数cm低いモデルを探す方法があります。高さを少し抑えても、厚底らしいボリューム感は楽しめます。
特に購入直後なら、未使用品について店舗の返品・交換条件を確認するのも一つの方法です。店外で使用すると返品できなくなる店舗もあるため、迷っている場合は実際に外で履く前に購入店の規定を確認しましょう。
まとめ:165cmになることより「自分が気に入って安全に歩けるか」が大切
厚底サンダルを履いた結果、身長が165cmになったとしても、それだけで「高すぎる」と考える必要はありません。もともと165cm以上の女性もいますし、背の高い人がさらに厚底やヒールを履くことにも問題はありません。
厚底サンダルでは、最終的な身長の数字よりも、サンダルのボリュームと服装のバランス、そして実際に歩いたときの安定性を確認することが重要です。気になる場合は全身写真を撮ると、他人から見た状態に近いバランスを確認できます。
身長を理由に好きな靴を避ける必要はありません。厚底を含めて全身のコーディネートが気に入っていて、無理なく安全に歩けるのであれば、その高さも含めてファッションとして楽しめます。


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