老眼鏡をできるだけ安く作りたいとき、候補になりやすいのがJINS(ジンズ)とZoff(ゾフ)です。どちらも全国に店舗があり、好きなフレームを選んで手元用の度数に合わせた老眼鏡を作ることができます。
2026年8月時点の公式料金を比較すると、手元だけを見る単焦点の老眼鏡ならJINS・Zoffとも追加レンズ料金0円で作れるため、最終価格は基本的に選ぶフレーム次第です。一方、遠くから手元まで1本で見る遠近両用では、JINSが追加5,500円から、Zoffが追加6,600円からとなっており、標準的な遠近両用ならJINSがやや安くなります。
ただし、保証内容ではZoffにメリットがあり、フレーム品質保証が1年間、レンズの度数交換が6か月間・2回までとなっています。JINSはフレームとレンズを合わせて6か月間・最大2回までです。そのため、単純に「どちらが上」というより、手元専用を安く作るのか、遠近両用にするのか、保証を重視するのかによっておすすめが変わります。
結論:手元専用なら価格差は小さく、遠近両用ならJINSが有利
読書、新聞、スマートフォンなど近くを見るときだけ使用する一般的な老眼鏡なら、JINSでは通常のクリア単焦点レンズを追加料金0円で老眼鏡にできます。JINS公式では「フレーム価格+0円」で好みのフレームをリーディンググラスとして作れると案内されています。[参照]
Zoffも、お手元用メガネについて追加料金0円のセットレンズで作成できると公式に案内しています。したがって、単焦点の老眼鏡なら両社とも基本的にはフレーム価格=完成価格と考えやすいです。[参照]
一方、遠近両用ではJINSの標準レンズが追加5,500円、Zoffは追加6,600円からです。この条件だけを比べるなら、遠近両用を安く作りたい人はJINSのほうが1,100円安くなります。
JINSの老眼鏡はいくらから作れる?
JINSでは2026年8月時点で、通常フレームの価格帯が5,900円から設定されています。通常の単焦点クリアレンズ・老眼鏡は追加料金0円なので、作成範囲内であれば5,900円程度から自分の度数に合わせた老眼鏡を作れることになります。[参照]
さらに、視力測定をせずすぐ使える既成の「JINS READING」もあり、価格は5,500円です。+1.00、+1.50、+2.00などの度数が用意されています。[参照]
ただし、既成老眼鏡は左右が同じ度数で作られているため、左右の視力差、乱視、近視・遠視などがある人には、自分の目を測って作るカスタムタイプのほうが適する場合があります。
Zoffの老眼鏡はいくらから作れる?
Zoffの価格シミュレーターでは、フレーム価格として5,500円からの商品が設定されています。手元専用の単焦点レンズなら追加料金0円で作れるため、対象フレームを選べば5,500円程度からオーダーの老眼鏡を作れる可能性があります。[参照]
Zoffにも完成品の「Zoff READING GLASSES」があり、通常5,500円の商品があります。+1.0や+2.0などの度数から選び、そのまま購入して使用できます。[参照]
さらにセール対象の既成リーディンググラスでは3,300円の商品が掲載されることもあります。ただし在庫や価格は店舗・時期によって変わるため、「とにかく最安」を狙うならZoffのスペシャルプライス商品も確認するとよいでしょう。
単焦点の老眼鏡ならZoffがわずかに安くなる可能性
最も安い通常フレーム価格だけを単純比較すると、JINSは5,900円から、Zoffは5,500円からなので、Zoffが400円ほど安くなる可能性があります。
ただし、実際には気に入ったフレームの値段で逆転します。例えばJINSで6,600円のフレームが気に入り、Zoffでは8,800円のフレームが気に入ったなら、当然JINSのほうが安くなります。
そのため手元専用老眼鏡の場合は、「JINSとZoffのどちらが安いか」より、5,000~8,000円台で自分の顔に合うフレームがどちらにあるかで決めるほうが実用的です。
遠近両用ならJINSのほうが安い
外では遠くを見て、スマートフォンや値札を見るときには手元も見たいという場合、遠近両用レンズが候補になります。JINSでは遠近・中近・近近レンズが追加5,500円からです。[参照]
Zoffの遠近両用レンズは追加6,600円からと案内されています。こちらも好みのフレームと組み合わせて店舗で作成できます。[参照]
| 比較 | JINS | Zoff |
|---|---|---|
| 手元専用の単焦点 | 追加0円 | 追加0円 |
| 遠近両用 | 追加5,500円~ | 追加6,600円~ |
| 中近・近近 | 追加5,500円~ | 店舗で用途に応じて選択 |
例えば6,600円程度のフレームを選ぶと、JINSなら遠近両用で約12,100円からという計算になります。遠近両用をできるだけ安く作りたいならJINSはかなり有力です。
「老眼鏡」と「遠近両用」は用途が違う
価格を比較する前に、自分に必要なのが手元専用なのか遠近両用なのかを決めることが重要です。手元専用の老眼鏡は、本、新聞、スマートフォン、細かい作業など一定の近距離を見るために使います。
遠近両用は、レンズ上部から下部に向かって度数が変化し、遠方から手元まで1本で見るためのものです。買い物中に店内を見ながら値札やスマートフォンを見るなど、頻繁に視線の距離が変わる人に向いています。
また、パソコン中心なら遠近両用より「中近」「近近」と呼ばれる室内・デスクワーク向けレンズのほうが快適なこともあります。JINSでも、遠近・中近・近近を用途別に案内しています。[参照]
保証はZoffのほうがやや手厚い
老眼は年齢とともに度数が変化するため、作った直後の見え方だけでなく保証も確認しておきたいところです。Zoffでは、フレームに1年間の品質保証、レンズには6か月間・2回までの度数無料交換があります。[参照]
JINSでは、お渡し日から6か月間、フレームとレンズを合わせて最大2回まで保証されます。見え方に不具合がある場合にはレンズ交換の対象になります。[参照]
したがって、特にフレーム保証の期間を重視するならZoffが有利です。一方、半年以内の度数調整という意味ではどちらも保証があります。
JINSとZoffの違いを一覧で比較
| 項目 | JINS | Zoff |
|---|---|---|
| 通常フレームの安い価格帯 | 5,900円~ | 5,500円~ |
| 単焦点老眼鏡 | 標準レンズ追加0円 | 標準レンズ追加0円 |
| 既成老眼鏡 | 5,500円 | 5,500円中心・セール品あり |
| 遠近両用 | +5,500円~ | +6,600円~ |
| レンズ度数保証 | 6か月・フレームと合わせ最大2回 | 6か月・2回まで |
| フレーム品質保証 | 6か月・レンズと合わせ最大2回 | 1年間 |
| 店舗での調整 | 無料 | 無料 |
安価な手元専用老眼鏡ならZoff、遠近両用ならJINS、フレーム保証ならZoffという違いが分かりやすいでしょう。
既成老眼鏡と店舗で作る老眼鏡はどちらがよい?
JINSとZoffのどちらにも、そのまま購入できる既成老眼鏡があります。価格は5,500円程度なので、「とにかくすぐ欲しい」「予備として置いておきたい」という場合には便利です。
ただし既成老眼鏡は基本的に左右同じ度数です。左右で視力が違う、乱視がある、現在近視や遠視のメガネを使っているという場合は、店舗で視力を測って自分に合わせた老眼鏡を作るほうが快適になりやすいでしょう。
しかも両社とも手元用の単焦点レンズなら追加料金0円なので、通常フレームを5,000~7,000円台で選べば、既成品との差額がそれほど大きくならない場合があります。価格差が小さいなら、自分の度数と顔幅に合わせて作る価値があります。
読書用とパソコン用では適切な度数が違うこともある
老眼鏡は「+1.00なら何でも同じ」というものではなく、何cm先を見るのかによって適切な度数が変わります。読書では30~40cm程度、パソコンなら50~70cm程度など、使用距離が違うからです。
例えば、本を読むためにちょうどよい強さの老眼鏡をパソコン作業に使うと、レンズが強すぎて画面が見づらい場合があります。反対にパソコン向けの弱めの度数では、小さな文字が見づらいことがあります。
店舗で作る際には「老眼鏡が欲しい」だけでなく、本を読む、スマホを見る、パソコンを使う、手芸をするなど、主な用途と見る距離をスタッフへ伝えると合わせやすくなります。
初めて老眼鏡を作るなら眼科を受診する選択肢も
近くが見づらくなった原因が必ず老眼だけとは限りません。日本眼科医会は、老眼だと思っていても別の目の病気による視力低下が隠れている場合があるとして、老眼を自覚したらまず眼科専門医を受診することを勧めています。[参照]
特に初めて老眼鏡を作る場合、左右の見え方が大きく違う、視界がかすむ、歪む、急に見えにくくなったなどの症状がある場合は、眼鏡店だけで済ませず眼科で確認しておくと安心です。
眼科で処方箋を作ってもらい、その処方箋をJINSやZoffへ持参して老眼鏡を作る方法もあります。価格を抑えながら、目の状態を確認したうえで作ることができます。
とにかく安く作るならどう選ぶ?
最優先が価格で、手元だけ見られればよい場合は、まずZoffとJINSの5,000~6,000円台のフレームを比較するのがおすすめです。Zoffには5,500円のフレーム価格帯があるため、通常価格だけならわずかに安く作れる可能性があります。
セール品を含めるならさらに価格差が出る場合があります。Zoffでは既成リーディンググラスが3,300円のスペシャルプライスになっている例も確認できます。ただしカラー・度数・在庫は限定されます。
一方、遠近両用が必要ならJINSの追加5,500円という料金が有利です。つまり「近くだけならZoffを先に確認、遠近両用ならJINSを先に確認」という探し方が効率的です。
実際には近い店舗を選ぶメリットも大きい
価格差が数百円~1,000円程度なら、家や職場から近い店舗を選ぶという考え方もあります。メガネは購入後に鼻パッドやテンプルの調整が必要になることがあるからです。
JINSは購入後のフィッティング調整やネジ・ノーズパッドの調整などを店舗で行っています。Zoffも全国の店舗でかかり具合の調整やクリーニングを無料で提供しています。
例えばZoffまで電車で40分、JINSなら近所のショッピングセンターにあるという状況なら、数百円の価格差よりJINSを選ぶほうが長期的には便利かもしれません。
まとめ:安い単焦点ならZoff、遠近両用ならJINSがややおすすめ
老眼鏡を安く作る目的でJINSとZoffを比較すると、手元だけを見る単焦点老眼鏡は両社とも標準レンズ追加0円なので、大きな価格差はありません。最安クラスの通常フレームではZoffが5,500円、JINSが5,900円からのため、単純な最安価格ではZoffがやや有利です。
一方、遠近両用レンズはJINSが追加5,500円から、Zoffが追加6,600円からなので、遠近両用を安く作りたい場合はJINSが有力です。
保証については、Zoffがフレーム1年間、レンズ度数6か月・2回まで。JINSはフレームとレンズ合わせて6か月・最大2回なので、保証期間ではZoffにややメリットがあります。
したがって、結論としては「読書やスマホ専用の安い老眼鏡ならZoffを先に見る」「遠近両用ならJINSを先に見る」「価格差が小さければ自宅から近く、気に入ったフレームがあるほうを選ぶ」のがおすすめです。初めて老眼を自覚した場合や、かすみ・歪み・左右差なども気になる場合は、老眼鏡を作る前に眼科で目の状態を確認しておくと安心でしょう。


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