パンプスを履いていると、かかとの部分がしっかりしている靴と柔らかい靴があることに気づくことがあります。その違いには、靴の内部に使われている「かかと芯(ヒールカウンター)」というパーツが関係しています。
この記事では、パンプスにかかと芯が入っているのか、どのような役割があるのか、また靴選びで確認したいポイントについて詳しく解説します。
パンプスには基本的にかかと芯が入っている
一般的なパンプスには、多くの場合「かかと芯」と呼ばれる補強材が入っています。かかと芯は、靴のかかと部分の形状を維持し、足を安定させるための重要なパーツです。
パンプスは足を覆う面積がスニーカーなどより少なく、特にヒールがあるタイプでは歩行時にかかとへの負担が大きくなります。そのため、かかと部分に芯材を入れることで靴の形崩れを防ぎ、足を支えています。
ただし、すべてのパンプスに同じ硬さや形状のかかと芯が使われているわけではありません。柔らかい素材を使用したパンプスや、足当たりを重視した商品では、芯が弱めに設計されている場合もあります。
かかと芯(ヒールカウンター)の役割とは
かかと芯の主な役割は、かかとのホールド感を高めることです。歩く際に足が靴の中で左右に動きすぎるのを防ぎ、安定した歩行をサポートします。
例えば、サイズが合っているパンプスでも、かかと部分が柔らかすぎると歩くたびに靴が脱げそうになったり、靴擦れの原因になったりすることがあります。かかと芯が適度な硬さを持つことで、足の位置が安定します。
また、靴の後ろ側の形を保つ役割もあります。長期間使用してもかかと部分が潰れにくく、美しいシルエットを維持しやすくなります。
パンプスによってかかと芯の硬さは異なる
同じパンプスでも、フォーマル用、仕事用、カジュアル用など用途によってかかと芯の設計は変わります。
例えば、冠婚葬祭などで使われるパンプスは、足元をきれいに見せるために比較的しっかりしたかかと芯が使われることが多くあります。一方で、長時間歩くことを想定したパンプスでは、靴擦れを防ぐために柔らかめの素材が採用されることがあります。
試着時には、かかと部分を軽く押してみると硬さを確認できます。硬すぎる場合は足に当たりやすく、柔らかすぎる場合は歩行時の安定感が不足する可能性があります。
かかと芯が足に合わない場合に起こること
かかと芯の形状や硬さが足に合わない場合、靴擦れや痛みにつながることがあります。特に、かかとの骨の出っ張り方には個人差があるため、同じサイズのパンプスでも履き心地は変わります。
例えば、かかと芯の縁が足に強く当たるパンプスでは、短時間の着用でも赤みや痛みが出ることがあります。その場合は、柔らかい素材の靴や、かかと部分にクッションが入ったタイプを選ぶと快適になりやすいです。
反対に、かかとが浮きやすい場合は、芯のホールド力が足りない可能性があります。インソールやかかと用パッドで調整する方法もあります。
パンプス選びではかかと部分も確認することが大切
パンプスを選ぶ際は、サイズだけでなく、かかと芯の状態やフィット感も確認することが重要です。見た目が同じようなパンプスでも、内部構造によって履き心地は大きく変わります。
試着するときは、立った状態だけでなく、数歩歩いてかかとが浮かないか、芯が当たって痛くないかを確認すると失敗しにくくなります。
特に仕事などで長時間履く場合は、デザインだけではなく、かかとの安定性や足への当たり方を重視すると快適に使用できます。
まとめ:パンプスにはかかと芯が入っていることが多いが硬さは商品によって違う
パンプスには、多くの場合かかと芯が入っており、靴の形を保ったり歩行時の足を支えたりする役割があります。
しかし、かかと芯の硬さや形状はパンプスによって異なり、柔らかい履き心地を重視した商品もあります。自分の足に合ったパンプスを選ぶには、かかとのフィット感や当たり方を確認することが大切です。
美しいシルエットと歩きやすさを両立するためにも、パンプス選びでは見えない内部構造であるかかと芯にも注目すると、より満足できる一足を見つけやすくなります。


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