古着屋でLee(リー)のデニムを探していると、タグに「W32 L34」「31×30」などと書かれていて、普段のS・M・L表記とは違うため分かりにくいことがあります。Leeを含むジーンズでは、Wはウエスト、Lはレングス(股下)をインチで表したものと理解すると基本的なサイズを読み取れます。
ただし、古着のデニムではタグ表記だけでサイズを決めるのはおすすめできません。洗濯による縮み、長年の着用による伸び、裾上げ、年代ごとのシルエット差などがあるため、同じW32でも実際の寸法が違うことがあります。
そのため古着屋でLeeのデニムを選ぶ場合は、タグのW・L表記を目安にしながら、ウエスト・股上・股下・わたり幅・裾幅の実寸を確認するのが最も失敗しにくい方法です。ここではLeeデニムのサイズ表記と測り方を順番に解説します。
- Leeデニムの「W」と「L」は何を意味する?
- 「W32×L30」と書いてあればどう読む?
- 古着Leeはタグサイズより実寸を見るのが重要
- 最初に測るべきなのはウエスト
- 股下は裾上げされていないか必ず確認する
- 股上の深さで同じウエストでも履き心地が変わる
- 太ももの太さは「わたり幅」を見る
- 裾幅を見るとストレート・テーパードの印象が分かる
- Leeの代表的なモデル番号もチェックすると分かりやすい
- メンズとレディースで同じ数字でもシルエットは違う
- インチ表記をセンチへ換算するときの目安
- 最も確実なのは手持ちのデニムと比較する方法
- 古着屋で試着できるならタグより試着を優先
- オンライン古着では「実寸表記がない店」に注意
- ヴィンテージLeeはサイズ表記そのものが当てにならないこともある
- 古着Leeのサイズ確認で見るべきポイント
- まとめ:古着LeeはW・Lを理解したうえで実寸を最優先する
Leeデニムの「W」と「L」は何を意味する?
Leeのジーンズでよく見る「W32 L30」のような表記は、WがWaist(ウエスト)、LがLengthまたはInseam Length(レングス・股下)を表しています。
数字は基本的にインチです。1インチは約2.54cmなので、例えばW32なら単純換算では約81.3cm、L30なら約76.2cmとなります。
ただし、これはあくまで表記上の目安です。デニムは商品によって腰で履くのかウエスト位置で履くのかが違い、実際のパンツ寸法も表記と完全一致するとは限りません。
「W32×L30」と書いてあればどう読む?
例えば古着屋で「Lee W32 L30」というタグを見つけた場合、基本的にはウエスト32インチ、股下30インチのモデルという意味です。
センチへ単純換算すると、W32は約81cm、L30は約76cmです。ただし実際のウエスト寸法を平置きで測ると41cm前後だったり、縮みによって39~40cm程度になっていたりすることがあります。
そのため「普段ウエスト80cmだからW32なら絶対入る」とは考えず、試着するか実寸を確認する必要があります。
古着Leeはタグサイズより実寸を見るのが重要
新品のジーンズでもモデルによってフィットは異なりますが、古着ではさらに個体差があります。特にコットン100%のデニムは洗濯や乾燥によって縮むことがあり、着用によって腰回りが伸びることもあります。
また、前の所有者が裾上げしている可能性もあります。タグにはL34と書かれていても、実際には股下72cmまで短く直されているということも珍しくありません。
古着のLeeでは「タグ表記は元のサイズ」「現在の実寸が本当のサイズ」と考えると分かりやすいでしょう。
最初に測るべきなのはウエスト
古着デニムのサイズ確認で最も重要なのがウエストです。パンツを平らな場所に置き、ボタンを留めた状態でウエスト上端を左右一直線に測ります。
例えば平置きウエストが40cmなら、単純に2倍して一周約80cmです。42cmなら約84cmとなります。
ただし、身体のウエスト実寸80cmだから平置き40cmが必ずちょうどよいわけではありません。股上の深さによってパンツが身体のどの位置に来るかが違うため、普段履いているデニムと比較する方法が最も確実です。
股下は裾上げされていないか必ず確認する
レングスを見る場合は、股の縫い合わせ部分から裾まで内側の縫い目に沿って測ります。これが股下です。
例えばタグがL32なら新品時には約81cm前後を想定できますが、古着では裾上げによって75cmなどに短くなっている場合があります。
特にヴィンテージデニムでは、元の裾を残すため特殊な裾上げをしているものや、逆に大胆にカットされているものもあります。タグのL表記より現物の股下を優先しましょう。
股上の深さで同じウエストでも履き心地が変わる
Leeの古着では年代やモデルによって股上の深さも異なります。股上が深いモデルは腰より高い位置で履きやすく、浅いモデルは腰骨付近で履くシルエットになります。
股上は、股の縫い合わせ部分から前側のウエスト上端までを測ります。前股上が30cm前後あると比較的深め、25cm前後なら浅めに感じる人が多いでしょう。
例えば同じ平置きウエスト41cmでも、股上30cmと24cmでは身体に当たる位置が違うため、実際のフィット感もかなり変わります。
太ももの太さは「わたり幅」を見る
ウエストが合っていても、太ももがきついとジーンズは快適に履けません。そのため、脚が太めの人やワイドシルエットを探している人は「わたり幅」も確認しましょう。
一般的には股の付け根付近から横方向へ測った幅をわたり幅として表記します。古着屋の商品説明では「わたり30cm」のように掲載されることがあります。
自分が持っている履きやすいデニムのわたり幅を測っておけば、オンライン古着でもサイズを比較しやすくなります。
裾幅を見るとストレート・テーパードの印象が分かる
裾幅もLeeデニムのシルエットを判断するうえで役立ちます。裾の端から端まで平置きで測った数値が裾幅です。
裾幅が広めならストレートやブーツカット寄りに見え、狭くなるほどテーパードの印象が強くなります。ただし全体のシルエットは膝幅やわたり幅との組み合わせで決まります。
例えばウエストは同じW32でも、裾幅22cmのモデルと18cmのモデルでは着用したときの雰囲気がかなり違います。
Leeの代表的なモデル番号もチェックすると分かりやすい
Leeの古着では、サイズだけでなくモデル番号を見るとシルエットを想像しやすくなります。代表的なモデルの一つが「101」です。
また、年代や生産国によってさまざまな品番が存在するため、タグに書かれた数字を検索すると、そのモデルがストレートなのかワイドなのか、年代がいつ頃なのかを調べられる場合があります。
古着屋の商品タグに「Lee 200」「Lee 101Z」などの記載があれば、サイズだけでなく品番もメモしておくと比較しやすくなります。
メンズとレディースで同じ数字でもシルエットは違う
Leeにはメンズ・レディース双方のデニムがあります。同じW28やW30でも、腰回り、股上、太ももの設計が異なる場合があります。
特にレディースデニムはヒップ周囲に丸みを持たせているモデルもあるため、男性が数字だけを見て選ぶと腰回りのシルエットが想像と違うことがあります。その逆も同様です。
古着の場合はメンズ・レディースの分類自体が曖昧になっている商品もあるため、最終的には性別表記より実寸と試着時のシルエットを優先するとよいでしょう。
インチ表記をセンチへ換算するときの目安
| インチ表記 | 単純換算 | 目安 |
|---|---|---|
| W28 | 約71.1cm | 細め |
| W30 | 約76.2cm | 標準~やや細め |
| W32 | 約81.3cm | 標準的 |
| W34 | 約86.4cm | ややゆったり |
| W36 | 約91.4cm | ゆったり |
| L28 | 約71.1cm | 短め |
| L30 | 約76.2cm | 標準~やや短め |
| L32 | 約81.3cm | 標準~長め |
| L34 | 約86.4cm | 長め |
この表はあくまで1インチ=2.54cmで計算した換算値です。古着の実寸そのものを保証するものではないため、購入時には必ず現物寸法も確認してください。
最も確実なのは手持ちのデニムと比較する方法
サイズ選びで失敗しにくいのは、自分が現在ちょうどよく履いているデニムを基準にする方法です。
そのデニムの平置きウエスト、股上、股下、わたり幅、裾幅をメジャーで測り、古着屋のLeeと比較します。身体そのものを測るより、実際に気に入っているパンツ同士を比較するほうがフィット感を想像しやすくなります。
例えば手持ちのジーンズが「ウエスト41cm・股上29cm・股下76cm・わたり31cm」で快適なら、Leeでもその数値に近いものを探せば大きな失敗を減らせます。
古着屋で試着できるならタグより試着を優先
実店舗で購入する場合は、サイズ表記を理解したうえで最終的には試着するのがおすすめです。同じW32でも年代やモデルによって腰回りのフィットが違うためです。
試着時には立った状態だけでなく、座ったりしゃがんだりしてみましょう。ウエストが食い込まないか、太ももが突っ張らないか、ポケット周辺に不自然な横ジワが出ないかを確認できます。
また、腰位置を少し落として履きたい場合は、通常のジャストサイズより大きめを選ぶこともあります。どの位置で履きたいのかも店員へ伝えると選びやすくなります。
オンライン古着では「実寸表記がない店」に注意
通販でLeeの古着を買う場合、商品説明に「W32」だけしか書かれていないショップは少し慎重に見たほうがよいでしょう。
古着では縮みや裾上げがあるため、最低でもウエストと股下の実寸が掲載されている商品がおすすめです。できれば股上・わたり・裾幅まで確認できると安心です。
気になる商品に実寸が書かれていなければ、購入前にショップへ「平置きウエストと股下を教えてください」と問い合わせる方法もあります。
ヴィンテージLeeはサイズ表記そのものが当てにならないこともある
年代の古いLeeになるほど、現在のサイズ感との違いが大きくなる場合があります。また、長年の洗濯や乾燥によって生地が縮んでいるケースもあります。
例えばタグにW34と書かれていても、実寸では現在のW32程度しかないことがあります。逆に腰回りだけ長年の着用で伸びているケースもあります。
そのためヴィンテージになるほど、タグサイズは商品情報として楽しみ、着用サイズは実寸で判断するという考え方が重要になります。
古着Leeのサイズ確認で見るべきポイント
| 確認項目 | 見る場所 | 重要度 |
|---|---|---|
| W表記 | タグ | 目安 |
| L表記 | タグ | 目安 |
| ウエスト実寸 | 平置き上端 | ◎ |
| 股下 | 股から裾 | ◎ |
| 股上 | 股から前ウエスト | ○ |
| わたり幅 | 太もも付け根付近 | ○ |
| 裾幅 | 裾の横幅 | ○ |
| 裾上げ跡 | 裾部分 | ◎ |
特にウエストと股下の2点は必ず確認しましょう。それだけでも「入らない」「丈が極端に短い」という失敗をかなり防げます。
まとめ:古着LeeはW・Lを理解したうえで実寸を最優先する
Leeのデニムに書かれているWはウエスト、Lは股下の長さを表し、基本的にインチ表記です。例えばW32 L30なら、表記上はウエスト約81cm・股下約76cmが目安になります。
ただし古着では、洗濯による縮み、着用による伸び、裾上げなどによって元のタグサイズと現在の寸法が一致しないことがあります。そのため、タグだけを見て購入するのはおすすめできません。
最も確実なのは、平置きウエスト・股上・股下・わたり幅・裾幅を確認し、自分が現在ちょうどよく履いているデニムの実寸と比較することです。
実店舗なら試着を優先し、通販なら最低でもウエストと股下の実寸が掲載されている商品を選びましょう。古着のLeeでは「W32だからW32を買う」ではなく、「この個体の実寸が自分に合うか」で判断するのが一番分かりやすいサイズ選びです。

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