Carhartt(カーハート)のジップパーカーを古着で探していると、気に入ったカラーやフェード感、デザインに限って大きなサイズしか残っていないことがあります。特にXLは古着らしいオーバーサイズを楽しめる一方、身長170cm前後の人にとって「さすがに大きすぎないか」と迷いやすいサイズです。
ただし、Carharttの古着は身長と表記サイズだけで購入を決めるのはおすすめできません。同じXLでもモデル、年代、企画された地域、洗濯による縮み、前所有者の着用状況などによって実寸が変わるからです。
この記事では、身長172cm前後・標準的な体格を一つの目安として、CarharttのXLサイズを着たときの考え方、古着ならではのサイズ選び、購入前に確認したい実寸、オーバーサイズとして自然に着こなすポイントを解説します。
- Carharttはもともとゆったりした作りのアイテムが多い
- 身長172cm・普通体型でXLなら基本的にはオーバーサイズ
- XLが似合うかどうかは「どんなシルエットにしたいか」で変わる
- 古着ではタグより「身幅・着丈・肩幅・袖丈」を確認する
- 手持ちのパーカーと実寸を比較するのが最も分かりやすい
- 古着のCarharttは同じXLでもサイズが同じとは限らない
- CarharttとCarhartt WIPの違いにも注意
- ダック地ジャケットとスウェットパーカーでも印象は違う
- 袖が長い場合はリブで止まるか確認する
- 大きめXLを着るならパンツとのバランスが重要
- 古着なら「色と雰囲気を優先して大きめを買う」という選択もある
- 購入前に販売者へ確認したいポイント
- まとめ:172cmでCarharttのXLは大きめだが、実寸次第で十分選択肢になる
Carharttはもともとゆったりした作りのアイテムが多い
Carharttは米国でワークウェアを展開してきたブランドです。作業着として中に衣類を重ねたり、身体を動かしたりすることを想定した製品も多く、一般的な日本向けファッションブランドと比べるとゆったり感じるモデルがあります。
そのため、普段日本ブランドでXLを着る人が「CarharttもXLでちょうどいいだろう」と考えると、予想以上に大きく感じる可能性があります。逆に、ゆったりしたストリートスタイルを目的に、普段より大きなサイズを選ぶ着方も成立します。
CarharttではタグのS・M・L・XLだけを見るのではなく、実寸を基準に判断することが重要です。特に古着ではこの考え方が欠かせません。
身長172cm・普通体型でXLなら基本的にはオーバーサイズ
身長172cm前後で標準的な体格の場合、CarharttのジップパーカーのXLは、ジャストサイズというよりかなりゆったりしたオーバーサイズになる可能性が高いでしょう。
肩が落ち、身幅に大きな余裕が生まれ、袖にもたまりが出るようなシルエットが想定されます。着丈が長い個体なら、お尻付近まで覆うような見え方になる場合もあります。
ただし、それだけで「大きすぎて着られない」とは言えません。ワイドデニムやカーゴパンツなどと合わせて全体をルーズにまとめるのであれば、大きめのXLを意図的に選ぶスタイルとして成立します。
XLが似合うかどうかは「どんなシルエットにしたいか」で変わる
同じ172cmでも、ジャスト寄りにすっきり着たい人と、1990年代のストリートファッションのように大きく着たい人では適正サイズが違います。
例えばジップパーカーをTシャツの上に羽織り、細身またはストレートのパンツと合わせてすっきり見せたい場合、XLでは上半身のボリュームが強く感じられる可能性があります。
一方、太めのデニムやダブルニーパンツ、カーゴパンツなどと組み合わせ、全体をルーズなシルエットにするならXLの大きさを長所として利用できます。つまり「XLだからNG」なのではなく、求めているスタイルに対して大きさが適切かで考えることがポイントです。
古着ではタグより「身幅・着丈・肩幅・袖丈」を確認する
古着通販でCarharttを購入する場合、商品説明に記載された実寸を必ず確認したいところです。最低でも身幅と着丈、可能なら肩幅と袖丈も確認します。
| 確認箇所 | チェックする理由 |
|---|---|
| 身幅 | 胴回りのゆとりやオーバーサイズ感を判断しやすい |
| 着丈 | パーカーが縦方向に長すぎないか確認できる |
| 肩幅 | どの程度ドロップショルダーになるか判断できる |
| 袖丈 | 手が隠れるほど袖が余らないか確認できる |
特にオーバーサイズでは、身幅が広いことより着丈が長すぎることで「服に着られている」印象になるケースがあります。そのため身幅だけでなく着丈とのバランスを見ることが大切です。
またラグランスリーブなど肩の境界が一般的な服と異なるモデルでは、出品者によって採寸方法が違うことがあります。商品ページに採寸方法が書かれている場合は、そこまで確認しましょう。
手持ちのパーカーと実寸を比較するのが最も分かりやすい
オンラインで古着を購入するときに便利なのが、現在持っている服との比較です。自分が「ちょうどいい」と感じているジップパーカーを平置きし、出品ページと同じ方法で測ります。
例えば手持ちのパーカーの身幅が60cmで、購入候補のCarharttが70cmだった場合、単純な表記サイズの比較よりも「かなり横幅が増える」と具体的にイメージできます。着丈についても同じ方法で比較できます。
さらに手持ちの少し大きめのアウターも測っておくと便利です。「この服と同じくらいなら着られる」「これより5cm長いと厳しそう」といった、自分専用のサイズ基準を作れます。
古着のCarharttは同じXLでもサイズが同じとは限らない
古着選びを難しくする理由の一つが個体差です。製造時期やモデルによる違いに加え、何年も着用・洗濯されてきた衣類では新品時と寸法が変化している場合があります。
コットンを使用した衣類は洗濯や乾燥方法によって縮むことがあります。そのためタグにはXLと書かれていても、実寸では別のXL個体より小さいということがあり得ます。
反対に、ほとんど縮んでいない大きなXLもあります。古着では「XLだからこのくらい」と決めつけず、目の前の商品を一着ずつ採寸値で判断することが失敗を減らします。
CarharttとCarhartt WIPの違いにも注意
中古市場でCarharttを探す際には、Carharttのワークウェア系商品だけでなく「Carhartt WIP(Work In Progress)」の商品も見つかります。両者は同じ感覚でサイズを判断できるとは限りません。
Carhartt WIPはCarharttのワークウェアを背景に持ちながら、ファッション市場向けに展開されているラインです。そのため商品によってフィットやシルエットが異なります。
購入候補を見つけたらタグや商品名を確認し、どのライン・モデルなのかをチェックしましょう。単に「CarharttのXL」という情報だけでサイズ感を予測するより精度が上がります。
ダック地ジャケットとスウェットパーカーでも印象は違う
Carharttと聞くと、デトロイトジャケットやアクティブジャケットなど厚手のワークジャケットをイメージする人も多いでしょう。しかし同じ大きなサイズでも、硬さのあるアウターと柔らかいスウェットでは着用時の印象が違います。
ジップパーカーは生地が柔らかければ肩が自然に落ちるため、大きめでも身体になじんで見える場合があります。厚手でハリのある生地では、同じ寸法でも身体から離れてボリュームが強調されることがあります。
通販の場合は寸法だけでなく、生地の厚み、裏地、素材、着用画像なども合わせて確認すると、実際のボリュームを予想しやすくなります。
袖が長い場合はリブで止まるか確認する
大きめパーカーで問題になりやすいのが袖丈です。ただしスウェットパーカーでは袖口にリブが付いているため、多少長くても手首付近で止まり、袖に生地がたまる着方ができます。
この「袖のたまり」をオーバーサイズらしい雰囲気として楽しむこともできます。一方、リブが緩くなった古着では袖が手の先まで落ちやすく、日常生活で邪魔になることがあります。
古着の商品写真では袖口の伸びやリブの状態も確認しておきましょう。サイズだけでなくコンディションによって着用感が変わるポイントです。
大きめXLを着るならパンツとのバランスが重要
トップスだけ極端に大きく、パンツが非常に細い場合、上半身のボリュームが目立ちやすくなります。もちろんそのシルエットを狙う着方もありますが、自然なルーズスタイルにしたい場合はパンツにもある程度ボリュームを持たせるとまとまりやすくなります。
例えばCarharttの大きめジップパーカーに、ワイドストレートのデニムとボリュームのあるスニーカーを合わせれば、上下のサイズ感を統一できます。
逆にパーカーの前を開け、インナーを見せることで縦のラインを作る方法もあります。XLの面積が大きく感じられる場合でも、フロントを開けるだけで印象が軽くなることがあります。
古着なら「色と雰囲気を優先して大きめを買う」という選択もある
古着は新品と違って、同じ商品を別サイズで簡単に注文できないことがあります。特に絶妙な色落ち、フェード、プリント、年代などを重視すると、「欲しい個体はXLしかない」という状況は珍しくありません。
この場合、サイズが多少大きくても、オーバーサイズとして着られる範囲なら購入する考え方があります。古着ではサイズだけでなく、その一着固有の風合いにも価値があるからです。
ただし「欲しい色だから」という理由だけで実寸を確認せず購入するのは避けたいところです。大きめとして着こなせるXLと、袖・着丈ともに明らかに余りすぎるXLでは使いやすさが大きく違います。
購入前に販売者へ確認したいポイント
商品説明だけでは判断できない場合、購入前に販売者へ質問する方法があります。特に高価なヴィンテージや返品できない商品なら、寸法を確認してから購入した方が安心です。
- 身幅の実寸
- 着丈の実寸
- 肩幅・袖丈の実寸
- 採寸方法
- 洗濯による大きな縮みの有無
- 袖口や裾リブの伸び
- タグ表記と生産国
可能なら着用画像も参考になりますが、モデルの身長だけでは不十分です。同じ身長でも肩幅や胸囲、腕の長さが違うため、最終的には実寸と自分の手持ち服を比較する方法が確実です。
まとめ:172cmでCarharttのXLは大きめだが、実寸次第で十分選択肢になる
身長172cm前後・標準体型でCarharttのジップパーカーXLを選ぶ場合、一般的にはジャストサイズより明確なオーバーサイズになる可能性が高いと考えられます。肩が落ち、身幅や袖に余裕を持たせたルーズな着方を想定すると選びやすいサイズです。
ただし古着では、XLというタグだけで「大きすぎる」と判断することもできません。モデル、年代、洗濯による縮みなどによって個体差があるため、身幅・着丈・肩幅・袖丈の実寸確認が重要です。
最も失敗しにくい方法は、普段着ていてサイズ感が気に入っているパーカーを平置きで測り、購入候補のCarharttの実寸と比較することです。数値が近ければ着用感を想像しやすく、大きい場合も「どの部分が何cm余るのか」を具体的に判断できます。
古着は気に入った色や風合いと同じ個体に再び出会えるとは限りません。実寸を確認したうえで許容できる大きさなら、XLならではのゆったりしたシルエットを活かして着るのも、Carharttの古着を楽しむ一つの方法です。


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