メガネのテンプルや智をヤットコで広げても大丈夫?フレーム調整の注意点を解説

メガネ、サングラス

メガネの掛け心地を調整するために、テンプル(つる)や智(ヨロイ)部分を工具で広げる方法を見かけることがあります。しかし、メガネは細かい部品の組み合わせで作られているため、使う工具や力加減を間違えるとフレームが変形したり、折れてしまう可能性があります。この記事では、メガネをヤットコで調整する場合の注意点や、家庭でできる範囲の調整方法について解説します。

メガネの智(ヨロイ)やテンプルとはどこの部分?

メガネの「智(ヨロイ)」とは、フロントフレームとテンプル(耳にかけるつる)をつなぐ部分のことです。蝶番(ヒンジ)が取り付けられている重要な場所で、開閉や掛け心地に大きく関係します。

テンプルはメガネを耳に固定するための部品で、広げたり曲げたりすることで顔幅や耳への当たり具合を調整できます。

ただし、この部分は見た目以上に繊細です。特に金属フレームでも、強い力を一点にかけると金属疲労による破損につながることがあります。

アクセサリー用の平ヤットコはメガネ調整に使える?

アクセサリー制作などで使う平ヤットコは、形状としては金属をつかむことができます。しかし、メガネ調整用として作られた工具とは目的が異なります。

アクセサリー用のヤットコは、金属を曲げたり固定したりする用途が多く、メガネのフレームを傷つけないための保護加工がされていない場合があります。

例えば、先端にギザギザがあるヤットコでフレームを挟むと、表面に傷が付いたり、メッキが剥がれたりする可能性があります。使用する場合は、工具の先端を保護するなど細心の注意が必要です。

2000円程度のブルーライトメガネでも折れる可能性はある?

価格が安いメガネだから必ず弱い、高価なメガネだから絶対に壊れないというわけではありません。ただし、低価格帯のメガネは素材や加工方法によって耐久性に差が出ることがあります。

金属フレームの場合でも、フレーム部分が細いものや、軽量化された素材を使ったものは、無理な力を加えると変形する可能性があります。

特に智の部分は蝶番周辺に力が集中するため、広げようとして急に力を加えると、折れるより先に曲がったり、溶接部分が外れたりすることがあります。

自分で調整する場合の安全な方法

メガネの掛かり具合を少し調整したい場合でも、いきなりヤットコで大きく広げるのは避けたほうが安全です。

どうしても調整する場合は、フレームを温めすぎないよう注意しながら、少しずつ状態を確認します。また、工具を使う場合はフレームを傷つけないよう、先端に保護材を付ける方法があります。

例えば、テンプルの開き具合が少し気になる程度なら、購入した眼鏡店やメガネショップで無料または低料金で調整してもらえる場合があります。

メガネ調整をお店に任せたほうがよいケース

以下のような場合は、自分で加工するよりメガネ店に相談するほうが安心です。

状態 理由
智部分を大きく広げたい 蝶番や接合部分に負担がかかるため
フレームが高価・特殊素材 修理が難しくなる可能性があるため
左右のバランスが悪い 専用工具で微調整が必要なため
すでに曲がりやヒビがある 破損につながる可能性があるため

メガネ店では専用工具や固定器具を使って調整するため、家庭の工具よりも安全に作業できます。

まとめ

メガネの智やテンプルをヤットコで広げることは可能な場合もありますが、アクセサリー用の平ヤットコはメガネ調整専用ではないため、傷や破損のリスクがあります。

2000円程度のブルーライトメガネでも、金属フレームだから安心というわけではなく、力のかけ方によっては折れたり変形したりする可能性があります。

少しの調整なら慎重に行う方法もありますが、大きく形を変えたい場合や不安がある場合は、メガネ店で調整してもらうのが最も安全な方法です。

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