鎖骨周辺に開けるピアスは、首元や胸元を華やかに見せられる人気のボディピアスですが、耳たぶなどとは違い、皮膚への負担や排除(ピアスが体外へ押し出される現象)が起こりやすい部位です。
特に「バナナバーベルでも大丈夫なのか」「どの形のピアスを選べば長持ちしやすいのか」と悩む方は多くいます。この記事では、鎖骨ピアスの種類や排除が起こる理由、選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。
鎖骨ピアスは排除が起こりやすい部位なのか
鎖骨周辺は皮膚が薄く、衣類や寝具、腕の動きなどによる摩擦や引っ掛かりが起きやすい場所です。そのため、耳や鼻などのピアスと比べると、体が異物を押し出そうとする「排除」が起こりやすい傾向があります。
排除が進むと、ピアスのシャフト部分が徐々に皮膚の表面へ移動したり、穴が浅くなったりすることがあります。完全に防ぐことは難しいですが、部位に合ったピアス選びやケアによってリスクを下げることはできます。
例えば、服を着替える時に頻繁に引っ掛かる位置や、鎖骨が大きく動く場所に開けると負担が増えるため、位置選びも重要になります。
鎖骨ピアスにバナナバーベルは向いているのか
バナナバーベルは、両端にボールが付いた緩やかにカーブした形状のボディピアスです。へそピアスなどでは一般的に使われますが、鎖骨周辺のようなサーフェイスピアス(皮膚の表面に沿わせるピアス)では、必ずしも最適とは限りません。
バナナバーベルは皮膚内部でカーブに沿って固定される形ではありますが、鎖骨部分では角度や皮膚の厚みによって片側に負担がかかり、排除が早くなる場合があります。
ただし、鎖骨の位置や皮膚の状態、ピアッサーの技術によっても結果は変わります。そのため「バナナバーベルだから必ず失敗する」というわけではありません。
鎖骨ピアスで使われることが多い形とは
鎖骨周辺では、一般的なバーベルタイプよりもサーフェイスピアス向けの形状が選ばれることがあります。
・サーフェイスバーベル
両端が90度に近い角度で立ち上がった形状で、皮膚の表面に沿いやすく作られています。鎖骨や手首など、平面的な場所に使用されることがあります。
・マイクロダーマル(シングルポイントピアス)
皮膚の下にアンカー部分を埋め込み、表面にジュエリー部分だけを出すタイプです。鎖骨周辺でも人気がありますが、専門的な施術や適切な管理が必要です。
例えば、鎖骨に2つ並べて配置したい場合はマイクロダーマルが選ばれることもあります。一方で、ライン状に見せたい場合はサーフェイスバーベルが向いている場合があります。
排除をできるだけ防ぐために気を付けたいこと
鎖骨ピアスを長く楽しむためには、ピアスの形だけでなく日常生活での刺激を減らすことも大切です。
服の着脱時に引っ掛けない、タオルで強く擦らない、寝る時に圧迫しないなど、小さな負担を減らすことで安定しやすくなります。
また、ピアスホールが安定する前に頻繁に触ったり、ジュエリーを交換したりすると炎症や排除の原因になることがあります。
鎖骨ピアスはセルフより専門店で相談するのがおすすめ
鎖骨ピアスは耳たぶのような一般的なピアスとは異なり、皮膚の厚みや角度を考慮した施術が必要です。位置や角度が合わない場合、排除や傷跡につながる可能性があります。
経験のあるボディピアス専門店では、皮膚の状態を見ながら適した種類や位置を提案してもらえます。
特にサーフェイスバーベルやマイクロダーマルを検討している場合は、見た目だけでなく、その後の維持のしやすさも含めて専門家に相談すると安心です。
まとめ:鎖骨ピアスは形選びと負担を減らすことが重要
鎖骨ピアスはおしゃれな一方で、皮膚の動きや摩擦の影響を受けやすく、排除が起こりやすい部位です。
バナナバーベルが使えないわけではありませんが、鎖骨の形状によってはサーフェイスバーベルやマイクロダーマルの方が適している場合があります。
長く楽しむためには、自分の皮膚状態や希望するデザインに合った種類を選び、信頼できる専門店で相談しながら開けることが大切です。


コメント