「今日中にメガネが必要」「できれば1時間も待ちたくない」という場合、メガネは必ずしも数日待つ必要はありません。店舗に自分の度数に合うレンズがあり、一般的な単焦点レンズを選べる条件なら、会計後20~30分程度を目安に即日仕上げを案内している大手眼鏡店があります。
ただし、「最短20分」という表示は来店してから20分ですべて終了するという意味ではない点に注意が必要です。フレーム選び、受付、視力測定、レンズ選び、会計などの時間が別に必要で、混雑状況や度数、レンズの種類によっては即日で作れないこともあります。
ここでは2026年8月時点で各社公式サイトの案内を確認し、メガネをできるだけ早く作る方法と、OWNDAYS・眼鏡市場・JINS・Zoffなどの即日仕上げの目安を整理します。
結論:最短時間を公表している主要店ではOWNDAYSの「最速20分」が速い
主要な眼鏡チェーンの公式情報を比較すると、OWNDAYSは会計後「最速20分」で即日お渡し可能と案内しています。近視(乱視を含む)の度数について幅広く店舗在庫を用意しており、大半の場合に会計後最速20分で渡せるとしています。[参照]
眼鏡市場は、フレームを選び、視力測定とレンズ選択を行った後、最速25分での即日渡しを目指すと案内しています。JINSは店舗にレンズ在庫があれば当日中に受け取ることができ、会計後最短30分で完成するとしています。[参照] [参照]
Zoffについても公式コンテンツでは、レンズ在庫や店舗の混雑状況などの条件が合えば会計から最短30分で完成すると案内されているページがあります。一方、Zoffのブランド紹介ページには最短60分との案内もあるため、利用店舗で当日の仕上がり予定を確認するのが確実です。[参照] [参照]
| 眼鏡店 | 公式案内の最短目安 | 主な条件 |
|---|---|---|
| OWNDAYS | 最速20分 | 混雑・レンズ在庫・レンズ種類などで変動 |
| 眼鏡市場 | 最速25分 | 混雑・フレーム形状・レンズ種類などで変動 |
| JINS | 最短30分 | 店舗に対応レンズの在庫がある場合 |
| Zoff | 最短30分との公式案内あり | レンズ在庫・混雑・レンズ種類などで変動 |
したがって、公式に公表されている「会計後の最短時間」だけを単純比較すればOWNDAYSが有力です。ただし、実際に一番早い店は、その日の混雑状況と自分の度数に合うレンズ在庫によって変わります。
メガネを最短で作るなら「店舗で標準レンズ」が基本
急いでいる場合はオンライン注文よりも、レンズ加工設備と在庫を持つ実店舗へ直接行く方法が分かりやすいでしょう。店頭でフレームを決め、視力測定を受け、在庫のあるレンズを選択して、その場で加工してもらいます。
ポイントは標準的な単焦点レンズで作れるかです。眼鏡店がさまざまな度数のレンズを店内に在庫しているのは、注文後すぐ加工できるようにするためです。自分の度数に対応するレンズが店にあれば、フレーム形状に合わせて加工して即日受け取れる可能性が高くなります。
例えばOWNDAYSでは、近視(乱視を含む)の度数について幅広く店舗在庫を用意していると説明しています。最速20分という短時間仕上げが可能なのも、このレンズ在庫と加工体制があるためです。[参照]
「20分で完成」でも来店から20分とは限らない
最短時間を比較するときに最も注意したいのが、各社の「20分」「25分」「30分」がどこから数えた時間なのかという点です。多くの場合、フレームを決めて測定やレンズ選びを済ませ、会計した後の加工時間が中心です。
初めてメガネを作る場合には、フレーム選びだけでも時間がかかります。さらに受付、視力測定、使用目的の確認、レンズ選びなどが加わります。OWNDAYSの店舗案内では、視力測定の所要時間について個人差はあるものの10~20分程度という目安も示されています。[参照]
眼鏡市場も、フレーム選びから視力測定、レンズ決定、会計までを含めると、おおよそ1~2時間を目安として案内しています。そのうえで、店舗在庫のあるレンズなら会計後最短25分で加工すると説明しています。[参照]
本当に急ぐなら来店前に店舗へ確認する
「1時間後には必要」というほど急いでいるなら、近い店へ無計画に向かうより、候補店舗へ当日仕上げが可能か事前確認するほうが確実です。確認したいのは「今から行った場合の待ち時間」「自分の度数のレンズ在庫」「希望するレンズが即日加工対象か」の3点です。
現在使用中のメガネがあるなら、「このメガネと同程度の度数で作りたい」と伝えると相談しやすくなります。過去の処方箋や度数データを持っている場合も持参するとよいでしょう。ただし、現在の見え方に不満がある場合は、単純に古い度数を再現するのではなく測定を受けるほうが適切です。
また、フレーム選びに30分、40分とかければ当然ながら完成も遅くなります。「とにかく今日必要」という場合は、デザインを比較し続けるより、最初にスタッフへ「最短で作れるフレームとレンズを希望しています」と伝えるのが効率的です。
即日で作れない可能性が高いレンズとは
スピード仕上げには条件があります。代表的なのが遠近両用、中近・近近レンズ、カラーレンズや一部のオプションレンズなど、店舗在庫品ではなく注文・製作が必要になるレンズです。
眼鏡市場では、遠近・中近・近近、カラーレンズ、パソコン用レンズなどの高機能レンズについて、受け取りまで1週間程度かかる場合があると案内しています。[参照] JINSでも店舗に在庫のない度数やオプションなどの特注レンズは日数が必要です。[参照]
OWNDAYSも最速20分を掲げていますが、混雑状況やレンズ在庫によって20分以上になるほか、オプションレンズなど特注品は後日の受け取りになります。つまり「どんなメガネでも20分」というサービスではありません。[参照]
強度近視や特殊な度数でも当日作れる?
近視が強い、乱視が強い、左右の度数差が大きいといった場合には、希望する度数のレンズを店舗が在庫しているかが重要になります。一般的な度数から離れるほど、取り寄せになる可能性を考えておいたほうがよいでしょう。
そのため、強度近視などで急ぎの場合には、店舗へ電話などで問い合わせる際に度数が分かれば伝えておくと効率的です。「右S-○○、左S-○○」など手元の処方箋や過去のデータを確認しながら相談すれば、即日対応の可否を店舗側が判断しやすくなります。
ただし、度数データが古い場合や見え方に変化がある場合は再測定が必要になることがあります。速さを優先するあまり、見え方の確認やフィッティングを省略するのは避けるべきです。メガネは完成時間だけでなく、適切に見えること、無理なく掛けられることが重要だからです。
最短を狙うための具体的な手順
急ぎでメガネを作るときは、店選びだけでなく行動の順番を工夫すると時間を短縮できます。特に土日祝日や夕方は店舗が混みやすいため、可能なら比較的空いている時間帯を選びます。
- 近くのOWNDAYS・眼鏡市場・JINS・Zoffなどを探す
- 店舗へ当日仕上げの待ち時間を確認する
- 現在のメガネ、処方箋、過去の度数データがあれば持参する
- 入店時に「今日、できるだけ早く受け取りたい」と伝える
- 即日加工できるフレーム・レンズを案内してもらう
- 必要なら視力測定を受ける
- 会計後、加工が終わるまで待つ
- 完成後はフィッティングと見え方を確認して受け取る
この方法なら、「選んだレンズが実は取り寄せだった」と最後になって判明する失敗も避けやすくなります。急ぎであることはフレームを選び終わってからではなく、受付時点で伝えるのがポイントです。
急いでいても眼科を優先したほうがよいケース
単純に今まで使っていたメガネが壊れた、予備のメガネが急に必要になった、といった場合と、急激に視力が変わった場合では事情が異なります。突然見えにくくなった、片目だけ急に見え方が変わった、視野がおかしい、目の痛みなどを伴う場合は、メガネを急いで作ることより眼科への相談を優先すべきケースがあります。
また、子どもの初めてのメガネなどでは眼科受診を勧めている眼鏡店もあります。OWNDAYSでも、初めてメガネを着用する中学生以下の子どもについて、まず眼科で精密検査を行い処方箋を用意することを推奨しています。[参照]
「最短」というのは、あくまで通常のメガネを問題なく作れる場合の話です。目そのものに異常が疑われるときは、完成時間より原因確認を優先することが大切です。
まとめ|最速だけなら20分クラス、実際はレンズ在庫と混雑が決め手
2026年8月時点の公式情報を比較すると、主要チェーンではOWNDAYSが会計後最速20分、眼鏡市場が最速25分、JINSが最短30分と案内しています。Zoffにも条件が合えば会計から最短30分とする公式案内があります。
ただし、これは「店に入って20分後に帰れる」という意味ではありません。フレーム選びや視力測定、受付・会計、完成後のフィッティングなどを含めれば、実際の滞在時間は長くなります。また店舗の混雑、自分の度数に合うレンズの在庫、オプションレンズの有無でも仕上がり時間は変わります。
最短を本気で狙うなら、「近くの即日対応店へ事前確認→在庫のある標準レンズを選択→入店直後に急ぎと伝える」という方法が最も現実的です。 特定チェーンの公称時間だけで決めず、その瞬間に早く作れる店舗を確認してから向かうのが、結果として最短ルートになりやすいでしょう。


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